出版社内容情報
中山康樹[ナカヤマヤスキ]
著・文・その他
内容説明
20世紀を代表するミュージシャン、マイルス・デイヴィス。デビュー以来、果敢に自身のサウンドを進化させつづけ、“帝王”と呼ばれながらついにはジャズを超越した孤高の音楽を創り上げた男。彼が残した発言を、マイルス研究の第一人者・中山康樹が読み解き、人生を切り開く力と、その創造の秘密を明らかにする。
目次
挑戦―ふり返るな。謝るな。説明するな。同じことをくり返すな。
生い立ち―有名になりたいと思ったことなんか一度もない。ただ、音楽のことだけを考えていた。
音楽―大切なのは、自分だけのサウンドだ。それがないかぎり、どんなメロディーを演奏しても意味がない。
若きミュージシャンへ―失敗を恐れるな。失敗なんてないんだ。
ファッション、金、女―人間だったら自分の気持ちに正直に生きるべきだ。オレは妥協も我慢もしない。
黒と白―オレの肌の色は、オレの名前だ。
過去、未来―伝説なんてクソ食らえだ。ただマイルスと呼んでくれ。