出版社内容情報
今柊二[コントウジ]
著・文・その他
内容説明
1958年12月、国産プラモデル第1号『原子力潜水艦ノーチラス』がマルサン商会から発売された。それから40年、日本のプラモデルはなぜここまで独自の進化をとげてきたのだろうか?男の子なら誰もが一度は手に取ったオモチャ、「プラモデル」の歴史を膨大な資料をもとに徹底検証。いま明かされる日本模型史。
目次
序章 ゼロ戦も戦車もないプラモデル屋
第1章 デボン紀、両生類の時代―プラモデル前史
第2章 ジュラ紀、は虫類の台頭と隆盛―プラモデル、そしてスケールモデルの時代
第3章 三畳紀~白亜紀、ほ乳類の誕生、そして大異変―キャラクターモデルの誕生
第4章 新生代古第三紀、サルの登場―ガンプラ大爆発!
第5章 新生代新第三紀、サルから類人猿への進化―ガレージキットの始まりとテレビゲームの時代
第6章 新生代第四紀、原人への進化―プラモデルのハイクオリテイ化
第7章 ヒトは登場するか?―自動ロボット模型の時代へ
著者等紹介
今柊二[コントウジ]
1967年愛媛県生まれ。横浜国立大学教育学部心理学専攻卒(認知心理学)。フシギな人物を研究する畸人研究会主幹。機関誌「畸人研究」の刊行ほか、共著に「定本畸人研究」「畸人さんといっしょ」など。「別冊宝島」シリーズでも活躍。ガンダム・ドリビュートマガジン「G20」でも「ガンプラ経済学」などガンプラの歴史的流れを追う論文や模型店のルポを展開していた。人やモノなど森羅万象に対する興味は尽きず、現在も、某受験雑誌編集長の傍ら、様々な研究・調査活動に余念がない
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