内容説明
生きることは、食べること。福岡県に流れる「筑後川」。人々は川の恵みや災いに喜び、苦しみ、生きてきました。その足跡は「民話」として、今日まで語り継がれています。本書は筑後川流域に残る民話の中から「食」をテーマに厳選しました。さぁ、美味しい民話、召し上がれ!
著者等紹介
川野栄美子[カワノエミコ]
福岡県久留米市生まれ。福岡女学院短期大学卒。久留米大学比較文化研究科博士課程修了。論文『ジェンダーから見る民話』。大川市議員:平成11年4月30日~現在(6期目)。大川市議長:平成29年6月12日~平成31年4月29日。令和1年5月13日~現在(2期目)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
79
筑後弁で語る民話集▽天熊宇志(あめくまのうし)︰稲作渡来神話/玉垂宮(たまたれぐう)とにな貝︰神功皇后/百叩きになった鯰(なまず)︰木魚/斉魚(えつ)の由来︰弘法大師空海/酒屋と油屋︰神功皇后/はまぐり姫︰かぐや姫/猿どんと蟹どん︰猿蟹合戦/たにし長者/海の河童と川の河童の戦い/子の代/貧乏人の知恵︰泥鰌鍋/鯉女房/いばり蛸/︰VS猫/わくど息子︰かえる息子/へこちがい/飴買い幽霊/おはぎとびきたん/毒を盛る/とうふばあさんとこんにゃぬばあさん/おもれぬちまき/高良大社の神籠石/名人産婆さん/水天宮と河童2022/02/27