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著者等紹介
七戸優[シチノヘマサル]
1959年青森県生まれ。1981年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。1994年HBギャラリーにて企画グループ展「ネオクラシックス」。1995年同ギャラリーにて初個展「物理学談義」以後ほぼ毎年個展。1996・1998年フィリップモリス・アートアワード最終選考会参加。1999年手塚真監督「実験映画」に作品提供。2001年青木画廊個展「‘t’を持たない少年」。2002年青木画廊個展「収束する平行線」。2004年青木画廊個展「プラトニック」
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Vakira
48
僕にあって君にない処。何故ないのか診察してあげよう。触感も確かめないとね。これ痛い?これくすぐったい?これ気持ちいい?聴診器当ててね。ほら、聴いちゃった、聴いちゃった。いったいなにを聴いちゃった?聴いちゃった、聴いちゃった。君の音を聴いちゃった。どんな音を聴いちゃった?秘密の音を聴いちゃった。君と僕の二人だけ。秘密のゴッゴ。オイシャサンゴッコではオイシャサンは患者の容体や反応を確認します。でもこの絵本オイシャサンは登場しません。看護婦役の可愛い少女。小説の物語より本の装丁のカバー絵に一目惚れする時がある。2021/10/12
ごはん
21
おかっぱ頭でナース姿の少女が銀色に光る医療器具ではなく銃や八ミリカメラ、双眼鏡を持っている。濃い色をした背景と白のナース服や月の光のコントラスト、少女の強い光を携えた眼差しが印象的。子どものころオイシャサンゴッコはしなかったけれど、消毒液で脱脂綿を湿らせたり包帯を巻いたりするのが大好きでした。銀色の怪しげな光を放つ医療器具が怖ろしくも魅力的で、ガラス製の注射器の透明ではなく曇った部分のざらざらした感触が好きだった。可愛いけれど何かを秘めているような強い目をした少女とこの画の世界はとても素敵でした。2009/09/18
小物堂社
0
良いじゃないか。グッドだよ。2012/07/13
めるしらび
0
七戸 優の作品と奇妙な詩2008/11/16