ブロックチェーン 仕組みと理論―サンプルで学ぶFinTechのコア技術

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  • サイズ B5判/ページ数 255p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784865940404
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C3055

出版社内容情報

◆◆金融分野に止まらない広汎な応用例を列挙◆◆

本書は主にITエンジニアを対象とし、3部構成となっています。
■基礎編(1?5章)では「ブロックチェーン=金融」というイメージを払拭します。
まずはビットコインとの混同を解き、技術の概要と意義、登場の背景をざっくり説明します。
また、金融機関をはじめ各国政府機関や企業間の実証実験、応用事例等を通じて、
各業界の動向を紹介します。

■理論編(6?10章)では、ブロックチェーンの構成要素であるP2Pネットワーク、
コンセンサスアルゴリズム、電子署名およびハッシュ暗号を解説します。
これら既存技術によって解決されたことと、まだ解決されていない問題を明らかにし、
ブロックチェーン技術を利用する上での課題を考察します。

■実践編(11?14章)では、代表的な3つのブロックチェーン基盤、すなわち
Bitcoin Core、Ethereum、HyperLedger Fabricを動かしてみます。
実行環境を構築して、暗号通貨による送金やマイニングを実行するほか、
簡単なサンプルアプリケーションを作成します。
これらの作業を通じ、スマートコントラクトの開発方法、各ブロックチェーン基盤の
特徴や違いについて理解を深めます。


■基礎編
第1章 プロローグ
第2章 ブロックチェーンに至る流れ
第3章 ブロックチェーン技術とは?
第4章 ブロックチェーン技術の応用
第5章 ブロックチェーンの業界動向

■理論編
第6章 ブロックチェーンの仕組み
第7章 P2Pネットワーク
第8章 コンセンサスアルゴリズム
第9章 電子署名とハッシュ
第10章 利用にあたっての課題

■実践編
第11章 Bitcoin Core
第12章 Ethereum
第13章 Hyperledger Fabric
第14章 エピローグ


赤羽喜治 編著[アカバネ ヨシハル]

愛敬真生 編著[アイケイ マナブ]

内容説明

本書は主にITエンジニアを対象とし、3部構成になっています。基礎編(1~5章)では「ブロックチェーン=金融」というイメージを払拭します。まずはビットコインとの混同を解き、技術の概要と意義、登場の背景をざっくり説明します。また、金融機関をはじめ各国政府機関や企業間の実証実験、応用事例等を通じて、各業界の動向を紹介します。理論編(6~10章)では、ブロックチェーンの構成要素であるP2Pネットワーク、コンセンサスアルゴリズム、電子署名およびハッシュ暗号を解説します。これら既存技術によって解決されたことと、まだ解決されていない問題を明らかにし、ブロックチェーン技術を利用する上での課題を考察します。実践編(11~14章)では、代表的な3つのブロックチェーン基盤であるBitcoin Core、Ethereum、Hyperledger Fabricを動かしてみます。実行環境を構築して、暗号通貨による送金やマイニングを実行するほか、簡単なサンプルアプリケーションを作成します。これらの作業を通じ、スマートコントラクトの開発方法、各ブロックチェーン基盤の特徴や違いについて理解を深めます。

目次

基礎編(プロローグ;ブロックチェーンに至る流れ;ブロックチェーン技術とは?;ブロックチェーン技術の応用;ブロックチェーンの業界動向)
理論編(ブロックチェーンの仕組み;P2Pネットワーク;コンセンサスアルゴリズム;電子署名とハッシュ;利用にあたっての課題)
実践編(Bitcoin Core;Ethereum;Hyperledger Fabric;エピローグ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

makio37

9
基礎編・理論編・実践編と分かれてありバランスが良い。コンセンサスアルゴリズムとして、Bitcoinの"PoW"(計算量による証明)だけでなく、Ethereumが予定する"PoS(貨幣量多い所有者が優先的にブロック生成)"の他、PBFT(多数決)などがあることを知った。秘匿化した情報が全員の手に渡ることなど、課題もしっかりと書かれてある。本書の肝は実際に3種類のブロックチェーン基盤を動かして体験する実践編だと思うのだが、結局どれもビルド完了まで至らなかったことが悔やまれる。雰囲気を味わうにとどまった。2019/10/07

syatsuzuka

3
この本は、bitcoin, eatherium, hyperledgerそれぞれのセットアップから、取引データの作成、マイニングまでの実際の手順がコマンドベースで紹介されており、その点がすごくよいです。 世の中のblockchainの本は、仕組みのところの説明ばかりで、なかなかこういう実際の使い方の説明がされていなかったりしますが、こうやってみると、もはやブロックチェーンの活用はシステムインテグレーションの領域に入ってきている、と感じました。2017/04/09

konomichi

3
金融SEの立場目線での、ブロックチェインの概説から、代表するブロックチェインとして、Bitcoin、Ethereum、HyperledgerFabricの3つのクライアントを実際に動かしてみるところまで。エンジニア向け入門書としては、最初の一冊に良さげ。この後は、実際にコード見ろ、ってなるかと。まあ、最初は日本語が嬉しいし。非エンジニアの方には多分話題の奥行きに乏しいし、他に選択肢があるので別の本に当たられる、よろし。2017/02/04

maueval

1
ブロックチェーンの概要と事例が学べた。1冊目、イントロダクションとして良い本だった。 タイトルに理論とあるが、実際はアーキテクチャと技術要素の概説で、理論と呼べるほどの話はない。 サンプルが本文の説明に対応していればなおよかった。2018/08/16

hidas

1
基礎/理論編:他に良書あり。1冊目にしては難しい内容だと思う。Bitcoin、Ethereum、HyperledgerFabricの違いがなんとなく分かったのは良かった。 実践編:クライアントを触れる様になるのは良かったけど、少し物足りなかったかも。2017/02/02

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