東京マインドフルネスセンター―ワークショップ集〈1〉仏教瞑想の多面的適用

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  • サイズ A5判/高さ 21cm
  • 商品コード 9784865640809
  • NDC分類 498.34
  • Cコード C2047

出版社内容情報

7名の実践者が理論的な解説と実践指導を通して、現代の心の科学「マインドフルネス」を理解し、身に付けます。

目次

まえがき マインドフルネスを三つの流れから定義する
第1章 他者とつながる価値―マインドフルネスの実践を通して安定する心
第2章 ボディーワークから坐禅の割り稽古へ
第3章 青空としての私を生きる―身体の微細な感覚に気づき、シンキング・マインドからマインドフルネスにピッチャー交代
第4章 悩み苦しみを越える仏教の伝えた実践―心を見つめる 仏教瞑想の止と観がめざしたもの
第5章 考えない練習と、考えをとらえない練習

著者等紹介

貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
医療法人和楽会理事長、パニック障害研究センター所長。医学博士。1968年、名古屋市立大学医学部卒業後、ミュンヘンのマックス・プランク精神医学研究所に留学。岐阜大学医学部助教授、自衛隊中央病院神経科部長を経て、1993年、なごやメンタルクリニック開院。1997年、赤坂クリニック理事長となる。パニック障害や社交不安障害治療の第一人者として、幅広く活躍中

長谷川洋介[ハセガワヨウスケ]
東京マインドフルネスセンター・ディレクター、同センター長、鍼灸師。1977年東京生まれ。法政大学卒業。ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団ヨーガ・インストラクター養成講座修了。ジョン・カバット‐ジン博士による「MBSRワークショップ」修了。日本マインドフルネス学会会員。公益社団法人全日本鍼灸学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たかこ

8
東京マインドフルネスセンターのリトリート結果を見ていたら、こちらの本にいきついた。実践方法がわかりやすく書いてある。さすが、マインドフルネスの先端をいく貝谷先生と熊野先生の編集と推薦だけのことはある。マインドフルネスは宗教を抜いたといわれるが、それでも禅と仏教から完全に切り離すことはできない。この本の中では、住職がお話をしてくれているので、日本人として心に馴染む、すっと入ってくる感じがした。実践する時に良いことばがあったので、真似していきたいと思う。2020/02/24

6haramitsu

1
なかなかよい本。マインドフルネスの実践の最先端がよく分かります。山下良道先生が一番印象的だったな。人間の認知を映画に例えて、映画(フィクションだったり)を現実と認知してしまうのが人間の脳の性。この構造を認知しましょうということです。そして、自分の構造が認知できたら、他人の構造にもちょっと目を向けてみましょうというアプローチ。自分の感覚をよく説明してくれてるという同意感がありました。小池龍之介先生は難しい。さすが東大だと思うし、こういった論理的切り口はなかなか新しいけど、スルッとは入ってこなかった。2017/08/17

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