内容説明
今、スクールリーダーに知っておいてほしいこと。
目次
1章 教育の未来、キーワードは「多様性」(自分の頭で考える子どもを育てよう;「多様性」の問題を“自分事”として受け止めるために;多様性は大変だし、めんどくさいけど、いいこと。)
2章 学校の「働き方改革」実現に向けて(これからの「働き方」を考えよう;なぜ、日本人は定時に帰りづらいのか?;先生、お願いですから寝てください。;「男とはかくあるべし」から解放されなければ、働き方は変わらない)
3章 変化する社会と、教育(「ポスト真実」時代の教育;「動的平衡」から考える、教育という営み;岐路に立つ民主主義と、教育)
4章 これからの学校・教師(学校がうるさい!「苦情」増加時代の学校のあり方;学校の「ハラスメント」問題;安心して絶望できる学校ですか?)
5章 未来をつくる子どもたちの力と学び(「個人の時代」を生き抜くための「主体的な学び」;改めて、「対話」とは何か;「科学リテラシー」に人類の未来がかかっている;AI翻訳で、英語学習は必要なくなるのか?;「認知科学」から考える、AI時代の「学び」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiace9000
19
教育改革のうねりはとどまることなく続いている。現下のコロナ禍もしかり。これまでの当たり前はもはやまったく通用しない時代に。「多様性」「働き方改革」「これからの学校」「これからの学び」等をテーマに様々な角度から"学校が変わらぬ価値を保ち続けるために、いかに学校と教師が変わり続けていくか"ーを18人の各界識者達が語る。いいこと言ってるな、という評論家目線での受け止めではなく、矢印を自分に向け、自分ならどうする⁉︎で読めた。ノート3頁に書き留めた示唆に富む珠玉の言葉の数々を自らの決意と行動にしようと思った。2020/07/23
ムーミン
19
多方面・多角度からこれからの学校教育をとらえる機会を得ることができ、有意義でした。2020/02/16
ムーミン
18
改めて井庭崇氏の提言を読み直しました。何とか子どもたちの学びを深める方向に生かしていけないだろうか。2020/02/21
ムーミン
11
「対話」について学び直しました。 2021/07/28
はまちゃん
1
〇ハラや対話など、勉強になりました。これからの学校は、今までのことが通用しないことがあるから、不易と流行を見極めつつ対応していくことが重要なんだろうね2020/09/22