HYORONブックレット<br> 総義歯治療で最も大事なことは何か?

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総義歯治療で最も大事なことは何か?

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  • サイズ A4判/ページ数 80p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784864320412
  • NDC分類 497.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

■「印象採得」「咬合採得」そして「人工歯排列」など,総義歯治療には多くのステップが存在し,そのどれもが失敗のできないものばかりといわれています.とはいえ,「本当に大事なものは何?」という思いを抱くことはないでしょうか.

■本書では,これら重要な各ステップについて,“患者に受け入れられる義歯”を評価軸に,義歯治療のエキスパートが「最も大事なことは何か?」をプレゼンテーションする形で,そのポイントをエビデンスと経験に基づいて解説するものです.

■総義歯治療の製作過程をユニークな形で再評価し,重要ポイントをクリアーにするブックレットです.新人であれベテランであれ,「総義歯治療が得意!」となるために,ぜひご活用ください.

? 導入
“患者に受け入れられる総義歯”を文献から考察する………………………………松丸悠一
 現在に至る臨床論文の潮流
  1.総義歯に関する論文とEBMの概念について
  2.より単純で効果的な術式への注目
 義歯製作のコンセプトには何が大切か
  1.患者満足度と義歯の質の関連について
  2.適切な下顎位とは―補綴専門医によるコンセンサス
 “患者満足”に向けて何が大切か
 まとめ

? 適切な下顎位を得るために大事なこと
1 「咬合」が最も大事!………………………………………………………………齋藤善広
 咬合採得が最も大事
 咬合採得の目的
 咬合採得の要件
 なぜ無歯顎者の咬合採得は難しいのか
 実際の咬合採得法
  1.術者誘導法
  2.ゴシックアーチ描記法を併用したタッピング法
 アペックスの捉え方
 ゴシックアーチ描記法と採用すべき下顎位について
 咬合採得と義歯調整
 まとめ
2 「ゴシックアーチ」が最も大事!……………………………………………………山崎史晃
 無歯顎の咬合採得
  1.有歯顎症例よりも難しい無歯顎の咬合採得
  2.咬合採得を間違った症例
  3.実は難しい,ワックスバイトによる咬合採得
 Go-Aとは?
  1.Go-Aの利点
  2.あまり臨床で取り入れられていないGo-A
  3.Go-Aを臨床に取り入れるために―着脱自由で堅固なヨーロッパのGo-A装置
 症 例

? 十分な維持力を発揮する下顎義歯を作るために大事なこと
1 「レトロモラーパッド」が最も大事!…………………………………………………市川正人
 レトロモラーパッドの解剖学的特徴
  1.レトロモラーパッド
  2.翼突下顎ヒダ,翼突下顎縫線
  3.BTCポイント(Buccal mucosa and Tongue side Contact point)
  4.染谷のスジ
 「レトロモラーパッドが最も大事!」の6つの理由
  理由1:咬合平面設定および下顎臼歯部人工歯排列の基準
  理由2:咬合圧に対するクッション効果
  理由3:辺縁封鎖域としての役割
  理由4:扱いが困難であるがゆえの重要性
  理由5:易変形性
  理由6:総義歯治療を楽しくする効果
2 「舌のポジション」が最も大事!………………………………………………………佐藤勝史
 舌の後退位とその頻度
 力学的安定の観点からみる舌の後退位
 義歯吸着の観点からみる舌の後退位
  1.舌の後退位が及ぼす義歯吸着への影響
  2.舌の後退位の分類
  3.舌の後退位への対処法
3 「印象採得」が最も大事!……………………………………………………………亀田行雄
 印象採得は大きな誤差を含みやすい
 印象採得の精度は咬合採得の精度に影響する
 印象採得方法は何がよいのか
  1.簡便な方法と複雑な方法の比較
  2.機能印象法の優位性
  3.適合がよく,辺縁封鎖ができる印象法がよい
 新卒でもできる,吸着する総義歯製作法
  1.フレームカットバックトレーによる概形印象
  2.下顎総義歯吸着のための各個トレー外形線
  3.術者主導でなく患者主導の閉口機能印象
  4.ゴシックアーチ描記法を用いた咬合採得
  5.人工歯排列
  6.総義歯完成
4 「人工歯排列」が最も大事!…………………………………………………………松下 寛
 人工歯の排列位置の重要性
 人工歯排列の2つの大きな役割と原則
  1.機能的側面での人工歯排列の重要性
  2.審美的側面での人工歯排列の重要性

? まとめ
総義歯治療で最も大事なことは何か?…………………………………………………阿部二郎
 重要視されるべき2つの課題
 快適な咬合高径と適正な水平下顎位の採得
  1.印象よりも咬合採得が大切
  2.印象は重要ではないのか?
 強い維持力を発揮する下顎義歯吸着印象
  1.総義歯製作技術が変わるべき時代:下顎コンパウンド印象法と吸着法
  2.より高度な吸着成功率を保つために
 人工歯排列と咬合様式の重要性は?
 スピーディーな技術躍進
 おわりに

阿部二郎[アベジロウ]
著・文・その他/編集

亀田行雄[カメダユキオ]
著・文・その他/編集

目次

1 導入(“患者に受け入れられる総義歯”を文献から考察する)
2 適切な下顎位を得るために大事なこと(「咬合」が最も大事!;「ゴシックアーチ」が最も大事!)
3 十分な維持力を発揮する下顎義歯を作るために大事なこと(「レトロモラーパッド」が最も大事!;「舌のポジション」が最も大事! ほか)
4 まとめ(総義歯治療で最も大事なことは何か?)

著者等紹介

阿部二郎[アベジロウ]
阿部歯科医院。有床義歯学会(Japan Plate Denture Association:JPDA)名誉会長。東北大学大学院歯学研究科口腔システム補綴学分野臨床教授。神奈川歯科大学顎咬合機能回復補綴医学講座客員教授

亀田行雄[カメダユキオ]
医療法人D&Hかめだ歯科医院。有床義歯学会(Japan Plate Denture Association:JPDA)会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Take

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歯科評論の連載が書籍になったので購入した1冊。写真が多く理解しやすい。導入部の客観的データは今後の義歯治療を考えさせられる。義歯専門の人も、初心者の方にも勧められる1冊。2019/05/25

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