あひる

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  • サイズ B6判/ページ数 140p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863852419
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

■あの第155回芥川賞候補作、待望の単行本化!
文学ムック「たべるのがおそい」創刊号に掲載された注目の表題作ほか、書き下ろし2編を収録

【新たな今村夏子ワールドへ】
読み始めると心がざわつく。
何気ない日常の、ふわりとした安堵感にふとさしこむ影。
淡々と描かれる暮らしのなか、綻びや継ぎ目が露わになる。

あひるを飼うことになった家族と学校帰りに集まってくる子供たち。一瞬幸せな日常の危うさが描かれた「あひる」。おばあちゃんと孫たち、近所の兄妹とのふれあいを通して、揺れ動く子供たちの心の在りようを、あたたかくそして鋭く描く「おばあちゃんの家」「森の兄妹」の3編を収録。

今村 夏子[イマムラ ナツコ]
1980年広島県生まれ。2010年「あたらしい娘」で第26回太宰治賞を受賞。「こちらあみ子」と改題、同作と新作中短編「ピクニック」を収めた『こちらあみ子』で2011年に第24回三島由紀夫賞受賞。

内容説明

あひるを飼うことになった家族と学校帰りに集まってくる子供たち。一瞬幸せな日常の危うさが描かれた「あひる」。おばあちゃんと孫たち、近所の兄妹とのふれあいを通して、揺れ動く子供たちの心の在りようをあたたかく鋭く描く「おばあちゃんの家」「森の兄妹」の三編を収録。

著者等紹介

今村夏子[イマムラナツコ]
1980年広島県生まれ。2010年「あたらしい娘」で第26回太宰治賞を受賞。「こちらあみ子」と改題、同作と新作中短編「ピクニック」を収めた『こちらあみ子』で2011年に第24回三島由紀夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

632
読メの皆様の登録が多いので、図書館に予約してようやく読めました。今村夏子、初読です。先日、芥川賞物語を読んだので、表題作『あひる』が芥川賞候補だったことに気付きました。若い作家ながら昭和の匂いのぷんぷんする短編集。第155回の芥川賞受賞作『コンビニ人間』に比べるとインパクトに欠けますが、独特の世界観で才能を感じさせます。個人的には『あひる』よりも『森の兄弟』の方が好みです。2017/02/26

606
ダヴィンチで見てから気になっていた小説です。収録されている3作『あひる』『おばあちゃんの家』『森の兄弟』どれも特徴があって、インパクト大です。どの話も、何回か読まないと本当の意図が理解出来なさそうな、不気味で、その不気味さをつまびらかにするというわけでもなく、どこか哲学的な内容でした。『あひる』ののりたまが可愛かったです。2017/02/19

しんごろ

605
表題作を含む3編からなる短篇集!ページ数が少ないし、優しい文章で読みやすく、ありふれた日常と子供をキーワードにあっという間に読了できます(^^)どの作品も面白かったです。『あひる』はチクチクとなんか刺された気分にさせられますが、不思議な心地よさ?そんな感じにさせられ、『おばあちゃんの家』は何かを考えさせられ、『森の兄妹』は母の優しさをすごく感じました。『森の兄妹』が3編の中では1番好きですね(^^)この本は後から、じわじわっと余韻に浸れる面白さです(^^)2016/11/27

酔拳

461
太宰修賞を「こちらあみ子」でとられてから、注目していたのたが、なかなか「こちらあみ子」は読まずじまいであった。今回、「あひる」を読んで、短い小説であるが、こっそりとした、風刺がはいっていて、考えさせられる小説だった。 「おばあさん家」も、小さい頃を思い出させる、小説だった。 今度は「こちらあみ子」も読んでみたい。2017/05/24

抹茶モナカ

396
日常の中の不穏な気配。救いがちらりと感じられるようで、やはり、危ういような。標題作『あひる』は芥川賞候補作らしい。この若い作家の醸し出す日常と、その不穏さ。『こちらあみ子』も、歪なものを描いた小説だったけど、その危ういものを造形する手腕は、今後、どう展開されるのか、期待してしまう。読者に違和感を持たせるような小説を、このサイズのもので幾つか、描いて欲しい。2017/05/08

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