不安なモンロー、捨てられないウォーホル 「心の病」と生きた12人の偉才たち

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不安なモンロー、捨てられないウォーホル 「心の病」と生きた12人の偉才たち

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863135406
  • NDC分類 280
  • Cコード C0023

出版社内容情報

マリリン・モンローは「境界性パーソナリティー障害」、

アンディ・ウォーホルは「ためこみ症」、

ダイアナ妃は「過食症」で、リンカーンは「うつ病」……だった?



華やかな功績の裏で、人知れず「生きづらさ」を抱えていた12人の偉才たちを、

ナショジオの人気ジャーナリストが現代医学のレンズを通して追う。



アンディ・ウォーホルはなぜ、何百個という箱の中に古いポストカードから医療費の明細書、ピザの切れはしまで、あらゆるものを詰め込んでいたのだろう?

マリリン・モンローはなぜ、大量の睡眠薬を飲んだのだろう?

チャールズ・ダーウィンは生涯にわたって心身の不調に悩まされ、ハワード・ヒューズはドアノブにティッシュを何枚も巻かないとドアを開けられなかった。

相対性理論を唱え、時間と空間の概念を変えたアルベルト・アインシュタイン。

奴隷解放宣言を発布し、奴隷となっていた人々を解放したエイブラハム・リンカーン。

彼らはみな、科学、ビジネス、政治、芸術などの分野で偉業を成し遂げた一方で、

現代医学がいうところの「自閉症」、「うつ病」、「不安障害」、「依存症」、「強迫性障害」といった心の病を抱え、その症状から来る特異な行動を見せていた。

本書では、歴史を変えた12人の偉才たちを取り上げ、彼らが直面していた心の問題にスポットライトを当てる。そして、わたしたちと同じ「人間」である彼ら一人ひとりの人生を通して、謎と苦悩に満ちた人間の心の中を探究していく。



【本書に登場する12人の偉才と現代医学から見た診断名】

マリリン・モンロー(境界性パーソナリティー障害)、ハワード・ヒューズ(強迫性障害)、アンディ・ウォーホル(ためこみ症)、ダイアナ妃(過食症)、エイブラハム・リンカーン(うつ病)、クリスティーン・ジョーゲンセン(性別違和)、フランク・ロイド・ライト(自己愛性パーソナリティー障害)、ベティ・フォード(アルコール・処方薬依存症)、チャールズ・ダーウィン(不安症)、ジョージ・ガーシュウィン(注意欠如・多動症)、フョードル・ドストエフスキー(ギャンブル障害)、アルバート・アインシュタイン(自閉スペクトラム症)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

28
12人の著名人と、かれらが抱えた(と推測されるものも含めて)心の病の関係について解説した一冊。あの有名人は実は……という切り口自体は珍しくないものの、この本は、そういう病を抱えたかれらに、現代の医学では可能なアプローチと治療についてもちゃんと語られているのが良かった。病んでいるからこそ、ではなく、病んでいるにもかかわらず、すぐれた業績を生み出せた芸術家のいかに多いことか。時代や文化の影響は多々あると思いますが、それにも目配りされている内容でした。2023/03/08

K1

25
ためこみ症(ウォーホル)、摂食障害(ダイアナ妃)、うつ病(リンカーン)、自己愛性パーソナリティ障害(フランク・ロイド・ライト)、注意欠如・多動症(ガーシュウィン)、ギャンブル障害(ドストエフスキー)、自閉スペクトラム症(アインシュタイン)など12人の偉人たちの華やかな功績の裏にあった生きづらさが綴られています。病の原因も研究されていますが、原因を取り除くことで科学者や芸術家がいなくなる可能性があり、それはそれで甚大な損失になりかねないとのことー本人が幸せであればいいのか。それもまた微妙(苦笑)。2023/01/11

アカツキ

19
12人の著名人が抱えた心の病が自他の人生にどう影響したのかを解説した本。ダイアナ妃(摂食障害)、クリスティーン・ジョーゲンセン(性別違和)、ベティ・フォード(アルコール・処方薬依存)の三人は偉大な先駆者として取り上げられていて、描写も感動的なものがあった。心の病に周囲の人々も巻き込まれて混乱することが多い中、アンディ・ウォーホル(ためこみ症)は少し毛色が変わっていて、周囲の人たちが楽しそうなのが印書的。特にウォーホルの死後、ためこみ品の詰まった"タイムカプセル"の開封イベントで大盛り上がり。2023/02/07

ズー

15
立派!素敵!知的!天才!とイメージしかなかった、あらゆるジャンルの偉人の知らなかった部分。そんな心の病を抱えつつも、あんな偉業を成し遂げて輝いていたのかと。または本人の自覚はなく、周りが振り回されてたってなんてことも。多かれ少なかれ、どれも多少はみんな当てはまる部分もあると思うんだけど、それの振り幅がすごいと、コントロールしきれず辛いこともあるよね…。様々な精神疾患の特徴や種類も知ることができ、興味深かった。読んでて、あれ?もしかして私これ近いものがあるかもと思ったり思わなかったり。2023/06/29

ゆこ。

8
図書館本。初めて知る歴史的人物もおり勉強になった。症状の中には、身近な人やこれまで出会った人の言動に重なることもあったりして、正常と異常の境目が難しいな、と思った。病名や薬に助けられる人が多くいる一方で、名声をあげた彼らが現代の精神科医のサポートを受けてたらどうなっていた…?と、たらればを空想せずにはいられない。以前"世界史を動かした脳の病気"を読んだ際にも、リンカーンが出てきたが、心と体は繋がっているんだなあと改めて。ベティとその家族の心の病への向き合い方や、その後の生き方が素晴らしいと思った。2023/08/08

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