世界の特別な1日―未来に残したい100の報道写真

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  • サイズ B5判/ページ数 219p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784863133853
  • NDC分類 209.6
  • Cコード C0000

内容説明

世界に衝撃を与えた有名な写真100点とともに、現在史をたどる。掲載した写真はどれも、世界の人々を驚かせたエポックメイキングな事件や、歴史の分岐点となった出来事をとらえている。写真を見ると心が揺り動かされ、政治や社会が変わっていく瞬間を目撃する。撮影したのは、アンリ・カルティエ=ブレッソンやロバート・キャパ、エリオット・アーウィット、ユージン・スミス、ケビン・カーターといった、それぞれの時代を代表する写真家たち。ページをめくるたびに、さまざまな感情がかき立てられる。

目次

1869 大陸横断鉄道
1869 スエズ運河の開通
1889 エッフェル塔とパリ万国博覧会
1895 『ラ・シオタ駅への列車の到着』
1901 大西洋横断無線通信
1903 ライト兄弟の初飛行
1905 アインシュタインと相対性理論
1908 婦人参政権運動
1909 英仏海峡初横断
1909 ロバート・ピアリ、北極点到達〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しげ

76
年末年始にNHKアーカイブスで映像の世紀を見ました。本書に掲載される報道写真等はそれらと大部分が重なります。1920年ぐらいから〜現代まで、恐慌、大戦、革命、終戦、そしてまた紛争…幼い頃、大学病院地下の図書館で見たベトナム戦争の写真集(今ではあり得ないが…)を見た衝撃が思い出されました。ユーゴの棺列…あの頃ストイコビッチがレッドカードを貰いながらも伝えたかった事…など考えさせられました。2023/02/18

けんとまん1007

63
写真の持つ力を再認識。知っている写真も何枚かあったが、知らないものが圧倒的に多い。そこで起きた物事を認知していても、やはり、画像の持つ力は違う。その写真が撮られた時の、息遣いが伝わるようだ。2023/01/31

クリママ

47
1869年大陸横断鉄道から約150年間、時代を切り取った100枚の写真集。それぞれの写真に見開きに解説がついているのがありがたい。「ハゲワシと少女」のように有名な写真もあるし、すべてに報道写真の力を感じる。「人類初の月面着陸」など、時代を変えた胸躍る発明、成功を伝えるものがある一方、「長崎への原爆投下」の巨大なきのこ雲は、その下の人々の悲劇を伝える。そして、現代に近づくにつれ、紛争など悲惨な写真が多くなる。世の中は便利になった。だが、人の愚かさは何ら改善されないことを教えられているようだ。2023/05/15

Cinejazz

29
20世紀の扉が開かれる前の時代、誕生して間もない「カメラ」が、人間の歴史の一コマ、一コマを記録し続けてきた。 本書は、世界に衝撃を与えた歴史の分岐点となった決定的な出来事をはじめ、科学技術の目覚ましい発展とともに歩んできた人類の足跡、イデオロギーの対立から繰り返されてきた悲劇と人間の歴史上の汚点など、100枚の写真と解説で編纂されたナショナル・ジオグラフィック社の報道写真集。 タイタニック号沈没の新聞売りの少年(1912)、リンドバ-グの太平洋単独横断飛行(1927)↓ 2023/01/15

宇宙猫

27
★★★ 1869年のスエズ運河開通から始まる、歴史的瞬間を捉えた写真とその解説。150年も前の出来事を見る子のができる不思議さと本物のインパクトを感じたり、レーニンやチャーチルなどの歴史的人物にどきりとしたり。ただ、カラーになる頃のから、テレビで見た覚えがあるせいか迫力に欠ける。オバマ大統領の写真を見ても特別感もないし。写真というものは、後世に残ってこそ価値があるものなのかもしれない。2017/12/18

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