内容説明
国の政治の方向をただすため、あらゆる身分の国民の歌をあつめて「万の言の葉」をつくりたい。そんな父の遺志を継いではじまった若き大伴家持の旅は、波乱に満ちたものとなる。悲劇的な最期をとげながらも、国のために一生を「万葉集」づくりにささげた男の情熱あふれる人生とは…!?中学・高校生向け歴史ロマン小説。
著者等紹介
しのざきこういち[シノザキコウイチ]
篠崎紘一。1942年、新潟県生まれ。早稲田大学文学部卒、コンピュータソフトのIT企業を経営する傍ら小説家を志し、2000年「日輪の神女」で第一回古代ロマン文学大賞を受賞しデビュー。現代的な解釈で古代史を読み解く古代ロマン小説を意欲的に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。