出版社内容情報
島国と呼ばれる日本では大小さまざまな島があり、その数は6852島から1万4125島まで幅広い。
数に開きがあるのは、島の定義があいまいなためだ。そもそも、島とは何なのだろう?
本書では「地形」に加えて様々な視点から日本に存在する島を紐解いていく
内容説明
1万5528島の成り立ちがまるわかり!日本の島に関する全55トピックを地図を使ってビジュアル解説。それぞれの地形・交通・歴史・産業・文化が見えてくる。魅力たっぷりな「人口の少ない離島」も収録。日本の島のおもしろさを凝縮した1冊!!!
目次
日本の島の基礎知識(そもそも「島」とは何だ?定義が定まっていない不思議;プレート移動、火山活動…いろいろある島の生まれ方;地図にあるのに存在しない島、地図にないのに存在する島の謎;日本にとって重要な領海、EEZと東西南北の果ての4島)
1 地形で読み解く日本の島々(「鬼の洗濯板」に囲まれた青島の地形を知る;地形の宝庫・甑島列島 その景観の秘密に迫る ほか)
2 交通で読み解く日本の島々(ヘリでしか行けない?青ヶ島で職員募集中;南西諸島をめぐる空の旅アイランドホッピング ほか)
3 歴史で読み解く日本の島々(誰が何のために?嚴島神社ができた理由;淡路島に今も残る国生み神話の痕跡 ほか)
4 産業と文化で読み解く日本の島々(家賃はたった10円?今も沈まない軍艦島;ハート型の相島は国際交流の中心であった;食の名物が多い小豆島の地形からわかる強み;在来馬の美しさを競う沖縄本島の琉球競馬;脱炭素社会を目指す京浜工業地帯の扇島;今はタワマンが並ぶ造船所のあった石川島;舞洲に夢洲に咲洲と大阪市を広げた人工島)
著者等紹介
長嶋俊介[ナガシマシュンスケ]
1949年、佐渡島生まれ・育ち。島研究のため京都大学農学部農林経済学科に進学、卒業。筑波大学大学院経営政策科学研究科修了。会計検査院(経済職)・奈良女子大学(生涯学習教育センター長/家政学会原論部会名誉会員)・鹿児島大学(名誉教授)を経て2015年に帰島。その間、全島嶼国・国内全有人島を踏破。トライアスリート。佐渡市社会教育委員長・環境審議会会長。日本島嶼学会会長、国際島嶼学会理事、NPO瀬戸内オリーブ基金理事長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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