内容説明
非正規雇用37%、一人世帯35%が生む貧困・格差・孤独。
目次
第1章 経済の波動に翻弄される若者たち―社縁社会における居場所の喪失
第2章 人間の居場所としての故郷
第3章 社縁社会への道程―人類史の中の居場所をたどる
第4章 心の故郷の喪失―故郷であることをやめる農村
第5章 魂の故郷の喪失―変わりゆく死後の居場所
第6章 移動社会と多様・多極化する居場所
第7章 情報縁社会の居場所―高度情報化時代と人間生活
第8章 浮かびあがる田園生活への思い―新たな居場所を求めて
第9章 高まる田園回帰の流れ
第10章 複合縁社会の形成へ―農村と都市のゆくえ
著者等紹介
祖田修[ソダオサム]
1963年京都大学農学部農林経済学科卒業。農林省経済局、龍谷大学経済学部、京都大学大学院農学研究科教授、放送大学客員教授、福井県立大学学長、日本学術会議第6部長等を歴任。現在、京都大学名誉教授、福井県立大学名誉教授。専攻は農学原論、地域経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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