内容説明
密教の修法とは何か。その深遠幽玄なる作法を概説し、秘める思想、象徴する真理を説く。
目次
序章 何故、真実は説かれなかったのか(真実を秘匿するもの;越三昧耶とは何か;五逆罪とは何か ほか)
本章 修法の作法が象徴する真理(普礼―同時成仏の真理;登札盤―菩薩の牀座;塗香―持戒を象徴するもの ほか)
付章 心は神仏の通路である―『観音経』に学ぶ(すべては聞くことに始まる;短命の宿命を背負って;「聞く」ことの大事 ほか)
著者等紹介
今井幹雄[イマイミキオ]
1930年兵庫県生まれ。130年近い歴史を持つ真言宗の専門誌「六代新報」の主幹を30年以上務めた。2008年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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