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道路整備事業の大罪―道路は地方を救えない

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862484369
  • NDC分類 514
  • Cコード C0231

内容説明

道路先進国となった今も止まらない道路整備事業。だが、道路が地方を豊かにする時代はもう終わっている。道路整備を進めたことで人口流出が進んだ過疎村、近隣の大都市に商圏をとられる中小都市、バイパスをつくればつくるほど増える渋滞、財政も家計も圧迫する自動車依存のライフスタイル…。それら負の側面を豊富な実例によって明らかにしつつ、世界で進む脱自動車・脱道路の潮流を紹介する。

目次

第1章 日本はすでに道路先進国のトップ・グループ
第2章 いつまで続くムダな道路整備
第3章 道路が地方を救えない理由
第4章 道路がもたらす八つの弊害
第5章 道路整備にノーを突きつけたからこそにぎわう
第6章 道路に依存しないことが再生のチャンス

著者等紹介

服部圭郎[ハットリケイロウ]
明治学院大学経済学部経済学科准教授。1963年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部大学院修士課程修了。2009年4月からドルトムント工科大学客員教員。専門は都市・地方計画、都市デザイン、フィールドスタディ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

8
ほぼ想像通りの内容。道路事業、行き過ぎた車社会の功罪について広範囲で網羅してように見え、具体例も豊富で分かりやすく述べられている。車なしで生活できる街に住んでいるのは幸せなことだと改めて思えた。2017/12/08

Humbaba

4
車は非常に便利な道具であることは事実である.しかし,同時に非常に非効率的な移動手段であることもまた事実である.また,いくら道路を整備して交通の便を良くしたとしても,それによって街が栄えるかどうか,そしてその住民が幸福になるかどうかは全く別の問題である.2011/11/27

アミーゴはしべ

2
★09/08/18(火)【猛暑の特異日】『道路整備事業の大罪/道路整備はミヤザキを豊かにするのか?』午前五時三〇分起床、宮崎市内は晴れ。8.30を目の前にし、道路がもたらす弊害に目を向けてみました。■この書では「自動車が主役の街は衰退するだけだ」と説明されています。日本は「道路先進国となった今も止まらない道路整備事業。だが、道路が地方を豊にする時代はもう終わっている。道路整備を進めたことで人口流出が進んだ過疎村、近隣の大都市に商圏をとられる中小都市、バイパスをつくればつくるほど増える渋滞、財政も家計も圧迫2009/08/18

安眠練炭

1
タイトルそのまんま。このタイトルをみて共感する人は読む必要なし。反感をもつ人こそ読むべし。2009/09/04

ハーブ

0
読みやすい サービス受けたいなら集まって住めと思う2014/12/15

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