出版社内容情報
◎ルール1:”ぱなし”と”ぱなし以外”に分ける
◎ルール2:費用配分の原則
◎ルール3:保守主義
この3つを押さえれば、直感的に会計の基本原理をマスターできる!
あえてストーリー仕立てとし、コロンブス、スペイン女王、商人越後屋といった愉快な登場人物がドタバタを繰り広げる様子を読んでいくうちに「会計的な思考」が身につくように工夫された画期的な会計入門書です。
内容説明
最近の入門書ではよく、会計は利用できればいい、だから、簿記の仕組みや財務諸表のつくり方は知らなくてもいいと書かれています。しかし、それは程度の問題です。複式簿記や会計の基本的な仕組みや考え方を理解しておけば、それを応用して新しい会計基準をすばやく理解したり、世の中の謎解きをしたりすることができます。勉強法の達人が口を揃えて言うように、理屈が分かれば暗記事項は減ります。そういう意味で、本書レベルの最低限度の会計知識は間違いなく必要です。本書を読めば、会計の利益計算とは、経営者、株主(出資者)、課税当局の間の「バトル」だということが腑に落ちるはずです。
目次
第1章 会計の基本原理と財務3表を理解する(カネを出した人に分かりやすく報告する―会計の目的;稼ぐのにいくら使ったか―費用と収益の対応;商売が続くとどうなるか―期間損益計算 ほか)
第2章 簿記の流れはこうなっている(似たような項目はまとめる―勘定科目;簿記の流れを把握する・1―仕訳のしくみ;簿記の流れを把握する・2―期中の仕訳 ほか)
第3章 会計ではこのポイントが重要になる(一気にドカンと費用にしない―固定資産の減価償却;棚卸資産とは何か・1―低価法;棚卸資産とは何か・2―金額の計算方法 ほか)
著者等紹介
石川淳一[イシカワジュンイチ]
昭和28年秋田県生まれ。税理士。石川税務会計事務所を経営。埼玉県和光市在住。元和光市議会議員(2期。「市民の税を1円たりとも無駄にしない」が公約)。秋田工業高等専門学校工業化学科卒業
松本武洋[マツモトタケヒロ]
昭和44年兵庫県生まれ。フリーライター・編集者。埼玉県和光市議会議員。早稲田大学法学部卒業。金融機関、経済系の出版社を経て現職(2期)。地方自治、会計、経営、財政等を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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