出版社内容情報
数式に出てくるxやyといった文字の意味を考えながら、中学校で習う、文字式の計算や方程式、関数、因数分解などについて解説。中学校に入って数学に苦手意識をもつようになった方は多いかもしれません。本書は「xやyといった文字が数式に入っているだけで、ちょっと身構えてしまう」という方や、「テストは公式を覚えて乗り切ったけど、しっかり勉強しなおしたい」という方にピッタリの一冊。
小学校の復習からはじめるので、数学から遠ざかっていた人でも大丈夫。数式に出てくるxやyといった文字の意味や使い方を一緒に考えながら、中学校で習う「文字式の計算」や「方程式」「関数」「因数分解」などについて解説します。
第1章 小学校の算数で出会う文字
1 文字の役割を考えてみよう
2 文字の役割?不特定の定数を表す
3 数の計算の性質を表す文字や記号
4 文字の役割?未知数を表す
第2章 中学1年で出会う文字
1 数の計算の性質をあらわすための文字
2 「文字が含まれる式」での文字の役割
3 文字式の計算
4 等式と恒等式
5 方程式における文字
6 具体的な量を求める方程式
7 変数としての文字、関数をあらわす文字
8 正比例関数
9 変数と関数のグラフ
10 反比例関数
11 面積・体積を表す公式における文字
12 文字の3つの働き
第3章 中学2年で出会う文字
1 3つの働きに共通な文字式の計算
2 未知数が2つある連立1次方程式
3 変数を用いた1次関数
4 連立1次方程式と1次関数
第4章 中学3年で出会う文字
1 多項式の展開
2 多項式の因数分解
3 未知数の文字を用いた2次方程式
4 変数を用いた2次関数
小林 道正[コバヤシ ミチマサ]
1942年長野県生まれ。京都大学理学部数学科卒業、東京教育大学大学院修士課程修了。2013年まで中央大学経済学部の教授を務める。現在、中央大学名誉教授。専門は確率論、数学教育。委員長を務めたこともある数学教育協議会では、教師や学生らとともに、算数や数学を楽しく教えるための研究・実践活動を進めている。著書に『世の中の真実がわかる「確率」入門』(講談社ブルーバックス)、『ファイナンスと確率』(朝倉書店)、『能力を開く「数学的発想」法』(実業之日本社)、『数とは何か?』(ベレ出版)など。
内容説明
「数学における文字」が、「何を表しているのか?」「どのような働きがあるのか?」をやさしく解き明かす。
目次
第1章 小学校の算数で出会う文字(文字の役割を考えてみよう;文字の役割(1)不特定の定数を表す ほか)
第2章 中学1年で出会う文字(数の計算の性質をあらわすための文字;「文字が含まれる式」での文字の役割 ほか)
第3章 中学2年で出会う文字(3つの働きに共通な文字式の計算;未知数が2つある連立1次方程式 ほか)
第4章 中学3年で出会う文字(多項式の展開;多項式の因数分解 ほか)
著者等紹介
小林道正[コバヤシミチマサ]
1942年長野県生まれ。京都大学理学部数学科卒業、東京教育大学大学院課程修了。2013年まで中央大学経済学部の教授を務める。現在、中央大学名誉教授。専門は確率論、数学教育。委員長を務めたこともある数学教育協議会では、教師や学生らとともに、算数や数学を楽しく教えるための研究・実践活動を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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