ワニブックス〈plus〉新書<br> アメリカはなぜ日本を見下すのか?―間違いだらけの「対日歴史観」を正す

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ワニブックス〈plus〉新書
アメリカはなぜ日本を見下すのか?―間違いだらけの「対日歴史観」を正す

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  • サイズ B40判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847065750
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「日本について学べば学ぶほど、『アメリカの見方がおかしい』と思うようになった」なぜ日本だけが謝罪を求められるのか?先の大戦において、米航空母艦の乗組員であった祖父から「国の為に自分の命を捧げる日本の特攻隊員の潔さ」を教えられたのをきっかけに日本研究の道を志した気鋭のアメリカ人歴史学者が、偏見に満ちた「対日歴史観」を正す!

内容説明

米国の「大嘘」を喝破!日本が新しい一歩を踏み出すための必読書。

目次

序章 私が日本研究を始めた理由―先の大戦で戦った祖父から学んだ日本人の精神(日本人女性を通して垣間見た「日本」;祖父たちが勝ち取ったもの ほか)
第1章 なぜアメリカは日本を見下すのか?―「誤った対日歴史観」が生まれた背景(アメリカはプロテスタントの国;寛容な宗教だったキリスト教 ほか)
第2章 反日思想に染まったアメリカの歴史学会―日本研究を通してわかった学会の真実(清教徒的歴史解釈に洗脳されていた私;戯曲『るつぼ』が描いた嘘 ほか)
第3章 アメリカの「対日歴史観」を正す―中国・韓国の歴史認識との相違点、類似点(アメリカが第一次世界大戦に参戦した理由;連邦政府の嘘を暴いた歴史再審論者たち ほか)
第4章 日米関係強化に必要なこと―より良好な関係を築くために(最近見た日本バッシング;日米同盟以上に重要なアライアンスはあるのか? ほか)

著者等紹介

モーガン,ジェイソン[モーガン,ジェイソン] [Morgan,Jason]
1977年、アメリカ合衆国ルイジアナ州生まれ。歴史学者。日本史研究者。テネシー大学チャタヌーガ校で歴史学を専攻後、名古屋外国語大学、名古屋大学、中国昆明市の雲南大学に留学。その後、ハワイ大学大学院で、東アジア学、特に中国史を専門に研究。卒業後は、韓国の慶尚北海英陽郡で英語教師として滞在。再び日本に戻り、翻訳や講演活動に従事。2014~15年、フルブライト研究者として早稲田大学法務研究科で研究。2016年にはウィスコンシン大学で博士号を取得。現在、一般社団法人日本戦略研究フォーラム研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

23
日米のマスメディア、政治、国連組織は同様の問題を抱えていると感じた。しかし、著者はこちらが恥ずかしいくらい日本びいきなので、日本を批判する米国、中国、韓国に我慢ならないようだが、ここまで日本人の気持ちを汲み取ってくれること(最期迄勇敢に戦う、潔く負けたら礼儀を持って応対する)に感謝すると同時に、余りにも不毛な歴史認識の衝突に深入りしないように、逆に日本の歴史における汚点、例えば731部隊や捕虜に対する扱い、シンガポールにおける華矯虐殺などもふまえてマクロ的に歴史を見るようにお願いしたい。2016/10/07

Eiichi

22
アメリカ左翼マスコミの根深さと、芯まで腐ったアメリカ歴史学会に驚かされた。日本のマスコミも日本の歴史学もマシな方だということにも気づかされた。2016/12/30

しゅわっち

14
馬渕氏がいう、アメリカが日本を追いやる状況にしているというのは、理解していた。しかし、どうしてそうするのかわからなかった。この本を読んでそれが理解できた。アメリカの基本は、清教徒である。そのため、反王政、反伝統、封建制による文化の否定、自由を重要視する。そこで、戦争の時に、共通部分の多い共産とはつながりやすくなったと思う。これは、アメリカの価値観である。これを覆すものには、全力で否定する。慰安婦問題も、アメリカ歴史学会が、認めているので、解決には、ほぼ遠いのが、理解できた。2019/09/10

スウィーニー校長

13
★★★★☆ アメリカが日本を見下す理由は、今いち理解出来なかったが興味深い事を知れた。アメリカ南部と日本は、戦勝国に都合のいい歴史を刷り込まれ自虐的になっている、という点で似ている。アメリカの歴史学会は異論を許さず、真実を追求する姿勢が全く無い。日本の歴史学会には真実を追求する姿勢がある。2018/07/19

hk

13
「アメリカの政界、学会、メディアはリベラルの牙城と化しており、プロテスタント絶対主義のもとで歴史は彼らに都合よくデフォルメされ続けている」これが本書の概要となる。「間尺が合わねえんじゃねえか?」という疑問は最もだが要約するとそうなるのだから仕方あんめえよ。それにしても著者のいうリベラルとは一体何なのかが最後まで判然としなかった。「共産主義者」なのか?「大きな政府と社会的な自由を求める陣営」なのか?「キリスト教原理主義」なのか?なにやらページによってリベラルの定義を都合よく使い分けているような気がしたぜ。2017/02/28

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