ワニブックス〈plus〉新書<br> 奇跡の中学校―3・11を生きるエネルギーに変えた生徒と先生の物語

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ワニブックス〈plus〉新書
奇跡の中学校―3・11を生きるエネルギーに変えた生徒と先生の物語

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  • サイズ 新書判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847060786
  • NDC分類 376.3
  • Cコード C0295

内容説明

東日本大震災による津波で、校舎も家も、そして家族まで失ってしまった石巻・雄勝中学校の子どもたちの傍には、強力なリーダーシップとユニークな発想で学校の再生のために奮闘し続けた校長がいた。生きていることの喜び、支援への感謝の気持ちを表し、地域の人々と雄勝の復興を誓うため、全校生徒で取り組むことを決意したのが古タイヤで作った「復興輪太鼓」。その響きが子どもたちを世界へと羽ばたかせた。絶望の3月11日からドイツライブまでの1年間を綴った『たくましく生きよ。響け!復興輪太鼓―石巻・雄勝中の387日』。この感動的なドキュメンタリーに、その後のエピソードを加えて新書化。

目次

プロローグ 感動を呼んだドイツでの「雄勝復興“輪”太鼓」
第1章 2011年3月11日、雄勝の町が消えた
第2章 学校再開、雄勝中再生へ
第3章 広がる支援、そして交流の輪
第4章 自立再生への2本の柱
第5章 子どもたちの心に寄り添って
第6章 子どもこそが復興の光
エピローグ 震災から1年。いつでも、いつまでも「たくましく生きよ。」

著者等紹介

佐藤淳一[サトウジュンイチ]
1960年茨城県北茨城市生まれ。宮城県で育つ。山形大学教育学部卒業後、宮城県の中学校教員になる。初任は、1983年仙台市立五橋中学校。宮城教育大学附属中学校教頭、仙台市立西山中学校教頭、仙台市教育委員会主任指導主事を経て、2010年石巻市立雄勝中学校長となる。2012年4月より仙台教育局へ赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

29
巻頭カラーで太鼓の響きが頼もしい。自転車で生徒の安否確認をした瀬戸教諭(52頁)。仮職員室で捜索拠点を設けた(53頁)。先生自らのお宅も流出しながらも、生徒のために尽力する姿があった。幸い、8日後、生徒全員の無事が確認されたという(55頁)。輪太鼓。血まめをつぶしての練習 (116頁)。林真理子さんが焼肉を生徒たちにふるまってもくれたという(127頁)。和田中の藤原和博さんも支援された(97頁~)。女優の黒木瞳さんもたく塾を訪れ、生徒全員に焼肉をしてくれた(131頁)。2015/06/12

ひで

5
東日本大震災で全てを流された雄勝の町。多くを失った生徒たちのために、学校教育は何ができるのか、佐藤校長のリーダーシップの下に震災後、雄勝中が駆け抜けた軌跡。たくさんの人の支援を受けて、雄勝中の生徒たちが少しずつ生きる希望を取り戻そうとしている姿に触れることができ、この本を読んでよかったと思いました。2015/11/11

あきさお

2
未曽有の大震災による絶望を、生きるエネルギーに変えていった先生や生徒の姿に感動で胸がいっぱいになりました。「子どもたちは復興の光」と強力なリーダーシップで学校を再生させようとする校長先生。その思いに共感して前向きに生徒の安否確認や太鼓の指導をする先生たち。そして何よりも、震災の絶望をエネルギーに変え、たくましく立ち上がった生徒たち。それぞれの姿に感動しました。2015/05/31

あきさお

1
著者の熱き思いと行動力。そして、なにより、生徒たちの頑張りに胸をうたれました。東日本大震災という未曾有の災害を乗り越えた生徒の皆さんによい言葉は思い付きませんが、自分自身も、皆さんに負けないように頑張りたいと勇気をいただきました。2019/01/29

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