横井軍平ゲーム館RETURNS―ゲームボーイを生んだ発想力

横井軍平ゲーム館RETURNS―ゲームボーイを生んだ発想力

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845910502
  • NDC分類 589.7
  • Cコード C0076

内容説明

幻の名著堂々復刊!十字ボタンの生みの親。ゲームの神様に再び会えた。

目次

第1章 アイデア玩具の時代 1967‐1980(ウルトラハンド;ウルトラマシン ほか)
第2章 光線銃とそのファミリー 1970‐1985(光線銃SP;レーザークレー ほか)
第3章 ゲーム&ウオッチの発明 1980‐1983(ゲーム&ウオッチ;ドンキーコング ほか)
第4章 ゲームボーイ以降 1989‐1996(ゲームボーイ;ゲームボーイのソフトウェア ほか)
第5章 横井軍平の哲学 1997‐20XX(横井軍平の生い立ち;これからクリエイターを目指す人に ほか)

著者等紹介

横井軍平[ヨコイグンペイ]
1941年9月10日‐1997年10月4日。元・任天堂株式会社製造本部開発第一部部長。1941(昭和16)年京都府生まれ。65(昭和40)年同志社大学工学部電気工学科卒業。同年任天堂に入社、翌年「ウルトラハンド」を開発し大ヒット商品となる。以後「ウルトラマシン」「光線銃SP」「ゲーム&ウオッチ」「ゲームボーイ」「バーチャルボーイ」など、玩具・ゲームの世界でユニークな商品を数多く開発する。96(平成8)年同社を退職、株式会社コトを設立

牧野武文[マキノタケフミ]
ITジャーナリスト。ITビジネスやデジタル機器について、消費者や生活の視点から論じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小木ハム

22
横井軍平さんが携わった玩具やゲームの開発経緯がよくわかる。そしてサラッと部下に成果を譲る人格者なのも。″スーパーマリオ″の生みの親は宮本茂さんというのが共通認識だけど、実はそもそもの企画者は横井さんなのだ。日本には″磨く人″はたくさん居る。しかし″発想の人″は少ない。『枯れた技術の水平思考』気付いていないだけで、人々をアッと驚かせるヒントは多分そこらじゅうに転がっているのだろう。そして横井さんはそれを見つける名手だった。本当に惜しい人を亡くしました。しかしその哲学は、今の任天堂にも脈々と引き継がれている。2019/09/20

nbhd

17
ニンテンドーDS(デュアルスクリーン)のもとをたどればゲーム&ウォッチだし、VRのもとをたどればバーチャルボーイだったりする。これもそれも横井さんの開発。”もともとある技術をコストが安くなったころに別の分野で活用する”といった意味の「枯れた技術の水平思考」っていう横井さんのモノづくりの哲学も紹介されているけど、そもそも僕はビジネスマンじゃないので興味が持てない。「ゲーム&ウォッチを作っていた頃は、誰でもが説明なしにゲームを遊べるかということばかり考えてました」なんていう言葉のほうが具体性があって好き。2017/01/12

おいくろ

5
ゲームボーイを生み出した横井軍平さんの本。私はワンダースワンのグンペイで名前を知りましたが、ゲーム&ウォッチにはじまり、バーチャルボーイなど多くの商品を作った方だということをこの本で知りました。この方の凄いところはバランス感覚だと思います。ゲーム考える発想力だけでなく、買ってもらうための商品を考える力もあり、ただ面白いことを考えるだけで終わらないところが凄いです。2016/04/05

hobby no book

3
個人的にゲームボーイにはかなりお世話になった思い出があるのだけれど、やはりこうしてさらっと読んでいるだけでも懐かしい物がある。横井氏が任天堂のほとんどのゲームボーイソフトの開発に関わっていたと知って、すごいなぁと。2014/05/08

JINX_22

3
構造、しくみを理解した上で、製品が成立しているっていう考えがぶれていないのがすごい。故人の生き方を感じる。2013/08/19

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