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Cine lesson
サイバー・メディア・スタディーズ―映像社会の“事件”を読む

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845903450
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0074

内容説明

湾岸戦争、テレ‐トポロジー、ヴァーチャル・コミュニティ、SDI、ツイン・ピークス、ニンテンドウ戦争…さまざまな事象や事件を通して、現代メディアはわれわれにどのような影響をおよぼしているのだろうか。映像が世界を理解するためのツールであるよりも、世界の出来事を隠蔽し否認するためにあるとしたら…見る者は、自信の恐怖を回避するために、恐怖を映し出した映像の中で自己代償の快楽を感じ、幼児性の万能感を育てていく。生きた経験を喪失した人々たち…イギリスのカルチュラル・スタディーズ研究の第1人者が、文化/政治の次元からサイバー・メディア時代の映像を徹底検証する。「視覚帝国主義」に警鐘を鳴らし、9.11を予言する超映像論。

目次

0 イントロダクション 映像テクノロジーと視覚文化
1 未知なるものとの接触
2 スクリーンの空間
3 戦争の光景
4 電脳空間と、われわれの生きる世界
5 映像を消費する:象徴的なものからサイコティックなものへ
6 視界の中の都市
7 映像は依然われわれを感動させるだろうか?

著者等紹介

ロビンス,ケヴィン[ロビンス,ケヴィン][Robins,Kevin]
ニューカッスル大学教授(文化地理学)を経て、現在はロンドン大学ゴールドスミスカレッジ教授。英国カルチュラル・スタディーズの最前線にいる一人

田畑暁生[タバタアケオ]
1965年東京生まれ。東京大学大学院(社会情報学)博士課程単位取得退学。現在、神戸大学発達科学部講師。専攻は情報社会論、映像論
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