阪神淡路大震災 消防隊員死闘の記 (第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845112562
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0036

内容説明

もっと多くのいのちを救いたかった。日本を震撼させた大震災から17年。大都市を襲った直下型地震による大規模火災、ビルの倒壊と闘った消防隊員の記録。

目次

手記への思い―プロローグ
東灘区
灘区
中央区
兵庫区
長田区
須磨区
消防本部
阪神・淡路大震災とは
手記の向こう側に見えるもの―エピローグ

著者等紹介

川井龍介[カワイリュウスケ]
1956年生まれ、毎日新聞記者をへてフリーのジャーナリスト、ノンフィクションライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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モリータ

11
◆1995年8月刊。神戸市消防局の月刊広報誌『雪』95年3,4月に掲載された消防士の手記を中心に編集されたもの。神戸市には11の消防署があり1329人の消防士が活動したが、本書では被害の大きかった6区+消防本部で活動した消防士の手記計52篇を収める。◆木造家屋の倒壊が多かった東灘や灘と、大火災が生じた兵庫や長田では活動の様相は異なるが、多くに共通して記されているのは、①消防士個人が考えたこと、彼らが接した市民の姿・声、②消防士が所属や専門に関わらず臨機応変に活動に従事した(せざるを得なかった)様子。2023/01/23

さくらん母

0
今、東日本大震災の消防士の奮闘記も読んでいる。救えない命への悔しさは同じ。同僚の殉職は東日本大震災の方が圧倒的。心の傷の深さは大きい。家族や大切な人の安否が確認できないまま、家族を置いて救助に向かうのはボランテイアでも難でもない。それは仕事だから。消防人魂…頭があがりません。2017/04/05

児玉拓磨

0
消防隊員の生の声が詰まっていて、頭のなかでさも自分が実際に震災を体験したような気分になり、鳥肌がたった。東日本大震災の時もテレビではいろいろと報道されているが、この本では隊員の苦悩や葛藤など裏側まで記されていて、とても 貴重な話だった。2013/02/23

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