社史で見る日本経済史 〈植民地編 第5巻〉 満洲中央銀行十年史 波形昭一

社史で見る日本経済史 〈植民地編 第5巻〉 満洲中央銀行十年史 波形昭一

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊/高さ 22cm
  • 商品コード 9784843304211
  • NDC分類 335.48
  • Cコード C3321

出版社内容情報

高い実証性と資料的価値を備えた社史を、台湾・朝鮮・満州経済史の第一線の研究者がセレクト。戦前の日本経済史を研究する上で欠かせない基本資料、植民地に展開した企業・会社の社史を復刻。

●第5巻●満洲中央銀行十年史

1942年、満洲中央銀行刊。満洲中央銀行は、満洲中央銀行法に基づき「満洲国」の中央銀行として設立された。爾来敗戦まで13年という短い期間ではあったが、「満洲国」経済の中核に位置した。本書は同行の唯一の正史である。とくに本書第2章は、「満洲国」期の金融史の流れが要を得て簡潔に記され、参考表の「全満会社業種別一覧表」(1941)など興味深いデータも多い。しかし金融史の位相のみでなく、日本経済の裏面史として、今なお、示唆されるところは多い。