社史で見る日本経済史 〈植民地編 第4巻〉 満洲市場株式会社二十年史 波形昭一

社史で見る日本経済史 〈植民地編 第4巻〉 満洲市場株式会社二十年史 波形昭一

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  • サイズ A5判/ページ数 492,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784843304204
  • NDC分類 335.48
  • Cコード C3321

出版社内容情報

高い実証性と資料的価値を備えた社史を、台湾・朝鮮・満州経済史の第一線の研究者がセレクト。戦前の日本経済史を研究する上で欠かせない基本資料、植民地に展開した企業・会社の社史を復刻。

●第4巻●満洲市場株式会社二十年史

1938年、満洲市場株式会社刊。満洲市場株式会社は、東三省の中心都市奉天における都市生活の在満日本人に生鮮食料品を安定供給する目的で、1916年に設立された奉天市場株式会社を母体としている。しかし、小売市場の建設・運営には、多額の資金がかかるため、満鉄の資金力に頼り、新会社満洲市場株式会社が1917年創設され、実質的には、満鉄の子会社となった。本書には当時の市場や場外店舗の写真が多数掲載され、また満洲主要都市の食料品卸売市場・市場会社の概況も伺えるなど、満洲経済史研究のいまだ手薄といえる消費資材状況の研究に多くのデータを提供するものである。