出版社内容情報
高い実証性と資料的価値を備えた社史を、台湾・朝鮮・満州経済史の第一線の研究者がセレクト。戦前の日本経済史を研究する上で欠かせない基本資料、植民地に展開した企業・会社の社史を復刻。
●第1巻●台湾商工銀行誌ほか
台湾商工銀行誌(1916年刊)/ 台湾商工銀行十年誌(1920年刊)/ 台湾商工銀行 現況おしらせ(1940年刊)、いずれも台湾商工銀行刊。1910年植民地台湾の地場銀行として、日台合弁で設立された台湾商工銀行の貴重かつ入手困難な行史三篇。特に、営業報告書の現存しない一1915年以前は、この行史の諸勘定の記載が重要である。現在の台湾第一商業銀行の前身の一つである。