これからの保育と教育 - 未来を見すえた人間形成

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  • サイズ B5判/ページ数 124p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784842917269
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

長く理解されずにきた乳幼児期の遊びの意義、保育や幼児教育の本質を、誕生から生涯にわたる教育体制に的確に位置付ける近年の脳神経科学を主とした発達研究などにより「人生の初期」が世界的に注目されてはいる。しかし、教育内容や到達度、評価が明確な学校教育に比べ、子どもの主体性を重視し、「遊び」と「生活」を通して全人教育を行う保育や幼児教育は、教育内容も時に曖昧で多岐にわたり、評価も難しいのが実情である。本書では、長く理解されずにきた乳幼児期の遊びの意義、保育や幼児教育の本質を、誕生から生涯にわたる教育体制に的確に位置付ける。日本の子どもたちの保育・教育に携わる皆さんの進むべき道に寄り添う内容

第1章 子ども時代はなぜ大切なのか? ―人生のはじまりの時期の重要性―

第2章 世界の子どもたちの保育・初等教育―OECDのStarting Strong事業― 

第3章 日本の保育の現状と教育改革の方向性―子どもたちのために代えたこと、変えなかったこと― 

第4章 保育・初等教育の目指す方向性―子どもの育ちと学びを支える基準― 

第5章 保育・幼児教育のはじまりと思想―子どもを見つめた先人たち―

第6章 保育・幼児教育の特質―子どもの育ちと学びを支える関係性―

第7章 保育実践のなかで育まれる経験―子どもは「遊び」のなかで何を培うのか―

第8章 保育・教育とは―子どもが育つとはどういうことなのか?―

吾田 富士子[アズタ フジコ]
著・文・その他/編集