内容説明
場の量子論における径路積分の広汎な応用を独自に開拓してきた著者が本書において量子論の基本問題を連続測定の観点から捉え直し、新しい視点を確立した。
目次
第1章 量子連続測定入門
第2章 瞬間的で次々に行われる測定
第3章 径路積分の方法
第4章 連続測定と測定される系の発展
第5章 振動子の連続測定
第6章 量子非被壊連続測定
第7章 電磁場の測定
第8章 量子宇宙論における時間
第9章 作用不確定性原理(AUP)
第10章 量子連続測定の群論的構造
第11章 径路と測定:新しい展開