内容説明
国内外ともに、人間社会の安全や安心を保証するための基盤技術の一つとして、「信頼性工学」の重要性が一段と高まっている。本書は「信頼性工学」の学術的発展だけでなく、その応用面において産業界で実績を蓄積し、まとめられたものである。
目次
第1章 緒言(本書出版の経緯;本書の内容と特徴)
第2章 輸送機器および機械要素部品における信頼性工学の応用(自動車の強度と信頼性保証技術;自動車用セラミックス部材の強度と信頼性保証技術;鉄道車両の定期検査と車軸の安全保証;航空機構造体の信頼性保証技術;軸受の長期寿命保証技術)
第3章 エネルギー機器および建築構造物における信頼性工学の応用(火力発電機器・プラントの予防保全技術;原子力産業における信頼性工学応用の現状と課題;建設業における信頼性工学の応用)
第4章 電子・情報システムにおける信頼性工学の応用(電子部品実装における保証試験と信頼性評価;情報産業における信頼性工学の発展・普及)
第5章 結言(本書刊行の背景と狙い;産業界における信頼性工学手法適用の重要性)