内容説明
本書では、日本機械学会に所属した数理固体力学研究者が師から受け継ぎ発展させてきた数理解析技術のノウハウを未来へと続く若い研究者に遺産として遺すことを試みた。
目次
線形弾性学の基礎方程式と基本解
弾性グリーン関数と物体力分布法
複素変数法による2次元弾性問題の解法
シュミット法によるき裂問題の解法
異方性弾性体としての圧電材料と構造スマート化
流体を含む多孔質弾性体の力学とその応用
貫通き裂を有する圧電セラミックス帯板の電気弾性解析
傾斜機能材料の破壊力学
弾性波動の解析法と超音波材料評価への応用
熱弾性解析のトライボロジーへの応用
特性曲線法による弾性衝撃波の解析法
熱応力の焦点化現象とその応用
弾性力学と分子動力学法
著者等紹介
渡辺一実[ワタナベカズミ]
山口県下関市出身。1947年生。山形大学教授(工学部・機械システム工学科)
芦田文博[アシダフミヒロ]
岡山県津山市出身。1957年生。島根大学教授(総合理工学部・電子制御システム工学科)
上田整[ウエダセイ]
静岡県静岡市清水区出身。1958年生。大阪工業大学教授(工学部・機械工学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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