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内容説明
純粋に対象の能力を見極めて“主”を選ぶ電子妖精。驚異的な演算処理能力によって戦闘をコントロールする彼女たちが選んだ人間が、そのまま階級にかかわらず提督として艦隊を率いることになる。今回、コーデリアとオフィーリアという2体の電子妖精が式典で選んだのは能力と家柄を誰もが認める巨大複合企業の御曹司ロイ・クローバーと、そして式典で給仕をしていたコックのレン・エバンスだった。2人が提督に選ばれた直後、ミレニアムとクローバーを中心とする民間企業が連合組織『企業連盟』の樹立を宣言。企業連盟は人民共和国に対して独立戦争を挑む…!正統派スペースオペラ登場。
著者等紹介
鴨志田一[カモシダハジメ]
1978年4月11日生まれ。神奈川県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らいら
5
不幸な生い立ちだが実は天才的な頭脳を持つ主人公が、電子妖精に選ばれたことをきっかけに戦場に身を置き、持ち前の頭で奮闘するお話。 設定が小難しくて理解しきれない所は感じましたが、レンが作戦を駆使して敵をうまいこといなしてゆく展開は良かったですね。2023/06/27
Humbaba
4
他を圧倒する家系と,他の追随を許さない能力.自分が有能であることをわかっているからこそ,それに見合った振る舞いをする.年齢でなく,能力によって相手を評価するという生き方は正しくはあるが,他者からの理解は得られないものでもある.2012/06/30
mayakun
2
こう、唖然する登録数……2015/10/16
nas
1
司令官クラス以外の兵士の存在感がほぼ無に近いのがなぁ。もうみんな無人機でいいんじゃって思わないでもない。あとこの世界の宇宙戦艦はシールド装備で飛び道具効かないのでシールド中和しつつの突撃が主な攻撃。斬新だなぁ、斬新かな。アレティーノとロザリンドがかなり良かったので、それで満足。あと宇宙戦記ものだし2007/10/21
三毛招き
1
久しぶりのスペオペ。面白かった。/主要人物以外はやや薄いがこんなもんでしょう。無闇矢鱈とすごいと喝采したり、逆に理由もなく嫌い抜く感情移入できない敵を作ったりするよりはよっぽど……2011/12/21