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内容説明
“死んだ恋人・冬月日奈を生き返らせる”―堂島コウの願いが叶うかどうかは、皮肉なことに『イブ』と呼ばれる異性の存在にかかっていた!悪魔ベルゼバブからその事実を聞いた小鳥遊恕宇、真嶋綾、舞原イハナ―『イブ』候補の資格を持つ三人の少女たちは、それぞれの決意のもと、三日間、順番に、コウにアプローチをかけることになったのだが…。一方、全ての事実をナイショにされた堂島コウ。己の身体の異常に加え『イブ』候補たちの“本気”のアプローチを前に、さすがの『悪魔のミカタ』もとうとう我慢の限界か―!?人気シリーズ、新章第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不以
4
ぞくぞくと覚悟と熱があふれていく様が面白い。変なノリだなあ。2016/08/30
ふじさん
1
前巻より引き続きハーレム展開、なのだが、ここまで主人公が悲哀に満ちているハーレムは見たことがない。ひとつ取り違えれば単に下品と取られかねない表現を用い、男の生理反応を生々しく活写して見せたこの書き振りには、同じ男としてまさか反発心を抱けるはずがなかった。うらやまかわいそう。一方で物語上の意義としてもこのハーレム展開が無理なく機能しており、少しずつ前進する登場人物たちの想いが心に響いた。真嶋先輩に関する衝撃の新展開も今後波乱を呼びそうだが、これは素直に巧い手を考え出したものだと感心させられた。次巻が楽しみ。2010/12/05
Humbaba
0
自分の中の優先度を明確に定める。その上で自分にできることと出来ないことを切り分けて、出来ない部分については最初から近づこうとしないようにする。近づけば何か得られるものがあるのかもしれないが、そうやってなれない方法で負けてしまえば立ち直れなくなる。それよりは難しくても自分の方法を愚直に進むほうが諦めもつく。2017/02/04
VAVA
0
再読。ナナナの演説がよかった。ボクは誘います、あなたの心の扉をノックしますっていうくだりは『悪魔のミカタ』をしているってことか。誘うだけ、決めるのはあなた――全編通して出番が少なかったナナナだけど、メイン張ってたらきっと違うミカタになっていただろう。2012/12/19
K-Wing
0
コウハーレム。 ただ、まだ知恵の実は完成しなかったな。 イハナのほうも、生徒会選挙+体育祭なんかも始まるし大変やな。2012/03/07