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内容説明
666―それは『黙示録』に語られる『獣の数字』。その数字の示す存在が現れたとき、世界は崩壊し、竜の権威を代行する獣の王国が誕生する―。ザ・ワンを倒し、自らの願いをかなえるのに十分な程の、莫大な魂エネルギーを手に入れた堂島コウ。その後、ある異常な状態に陥ったコウには秘密のうちに、アトリは三人の少女を召集し、あることを告げる。アトリが語る三つの“制約”―それを聞き、綾は何を思うのか。小鳥遊は何のために動くのか。イハナが下した決意とは―新たな局面を迎えた「悪魔のミカタ」が、ついに二学期の始業式を迎える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不以
4
子供たちの王国が崩壊し、脱皮を見据え、みな浮き足立つ話。面白かった。2016/08/30
永山祐介
1
熱い、熱いぜ。序盤はこんなにリビドー全開なノリなのに(でも下品ではないところが、うえお作品らしい)、終盤のあの決別が無茶苦茶盛り上がります。格好いいなあ。格好つけるなあ。2007/02/09
Humbaba
0
大きな問題を解決したからと言って、全てが好転する訳ではない。また、問題を解決して最悪のケースからは逃れられたとしても、そこに被害が無いというわけでもない。実際の問題の対処をするのは全体の中の一部でしか無く、その後の処理をどうするかの方がよほど重要である。2017/02/04
タタリ
0
星★★ 新章オープニング。んー、葉切が、ラスボス??になる展開かなぁ?なら今までの伏線足りなさすぎますが、、笑2015/07/12
遠野りつこ
0
二学期オープニングということで、統一感にはやや欠けるが強いエピソード揃い。イハナ・みんのやりとりと、葉切が日奈への想いを自覚するくだりが印象的。「風が風が吹くたびに、その中に立つのが好きだった少女を思い出す。」の一文が美しすぎて。このシリーズは引用したくなる文章が必ず毎回ある。2015/04/04