電撃文庫<br> ジャストボイルド・オ’クロック

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電撃文庫
ジャストボイルド・オ’クロック

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840235525
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

いつかの未来。人類が脳に「珪素脳」を持ち、「家電」と共生している世界。過去の事件のせいで「裏切り者」と呼ばれる探偵ジュードと相棒家電の黒猫アル。お金はないけれど、今日もそれなりに、なんとかやっている彼らは、とある理由から、人探しの依頼を受けることに。探す相手は世界的に有名なウイルスデザイナーのゴービー博士。しかし、博士はすでに数年前に死んでいるはずで…。ハードボイルドではなく、“ジャストボイルド”な二人の活躍を描く、不思議な未来のSF探偵アクション。「悪魔のミカタ」「シフト」のうえお久光が満を持して贈る最新作、華麗に登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴィオラ

7
ハードボイルドミステリー風。ハードボイルドな話はほとんど読んだ事がないので、この「風」がどこまでの物かは判断がつかないけれど、結構楽しんで読めました。連続殺人の真相は、読んでるだれもが真っ先に思い付く様な物でしたが、作中の人物にとっては想像し難い物であることも分かる。そもそもハードボイルド物って「推理」の割合はさほど高くないから大丈夫(偏見w)相棒が家電っていうのは、なかなか斬新…っていうか、後書きを読むとスタート地点がそこなんだwという変な気付きw2020/05/02

みどり

3
このころの作品群はまた違った味があるな、と思いましたね。悪魔のミカタのぐだぐださ加減に比べてきっちりすっきり1冊完結だし。(続くのかと思っていたけど、思ったより設定が受けなかった?) 軽く読めました。まさにライトなノベル。 2017/06/29

5

2
ジュードとアルの軽妙なやり取りが読みどころかな。設定のヘヴィさはそこそこに、どこまでも口当たりは軽い。2014/09/25

とりじまカラス

2
なんともジェットコースターみたいな作品でした。次から次に現れる危機! それをちょうどいい感じ(ジャストボイルド)で切り抜ける主人公たち。 一部展開の省略が不満なものの、なかなか面白い本でした。2014/09/10

TEANの残骸

2
以外としっかりSF風。しかしガチガチなSFでもなくラノベらしく。そんなところもハードではなくジャスト。 個人的には企業のヒーローとかでこの前見直したタイバニを軽く思い出したり。むこうはヒーローの活躍だが、こちらは企業にヒーローが必要な理由など背景にも十分に重きが置かれている印象。あ、べつに向こうが適当とかそんなことはないですよ?描こうとしているモノが違いますし。2014/08/31

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