電撃文庫
トリックスターズM

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840235259
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

周がまどろみの中で見た夢、それは大胆な犯行予告とも言うべき「予知夢」であった。被害者の視点で紡がれる夢は、一体誰に起こりうる未来なのかを知らせてはくれない。ただ、今までの経験上言えることは、ごく近しい人間―いつのまにか周にとって大切となってしまった凛々子たち5人である可能性は高かった。未来視とはその名の通り、確定した未来を事前に見るものである。不可避の未来を前に初めて、それを変えようと動く周。そして、いつどこで誰が被害者になるのかを探るイレギュラーな推理が始まるのだが…!?魔術師と“M”の物語、登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

19
再読。城翠祭2日目。DとCの間に挟まれてるためおとなしく見えるけど実は手堅くまとまった作品。まあ、最終的な真相に関しては「そりゃそうなるよね」感が強いけど、今回の見所は周くんの積極さや周囲の人の変化だと思う。後ピンナップのみんなのコスプレ模様。2020/03/03

ヴィオラ

10
「魔術」と「ミステリー」のバランスで言うと、今回は結構ミステリー寄り、というか魔術要素が少なかった気がする。発端は主人公の能力だったりするんだけど、そこ以外事件の核心にはあまり魔術が関係してなかった印象。そう考えると、逆に今回は「主人公」を描きたかったのかなぁ?2017/11/15

うい

8
"未来視"により、犯人が明らかにされている中で、被害者と動機を探る。これまではアンフェアな部分がありつつも、最後には驚きを与えてくれていたこのシリーズ。今作はオチに早々に気付いてしまったのもあり、少々物足りなさを感じました。最後にもう一捻りあるかと期待していたのですが…。話としては面白かったです。トリスタシリーズは次でラスト。最後の最後にどんなトリックを仕掛けてくるのか、期待してます。2015/01/28

はる

7
文化祭2日目。 ゼミ室で、雑魚寝をしていた周は、未来視を発動。異質な世界で追われ仮面を付け緋色の法衣に身を包んだ犯人に首を絞められる。寝ながらみてしまう未来視は、近しい人の未来。周は、犯人探しと被害者を探し、未来を変えようとする。 今作、イマイチ。2021/10/14

ソラ

4
【再読】2019/07/21

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