ガンプラ開発真話―そして市場勢力図は塗り替えられた

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784840234399
  • NDC分類 507.9
  • Cコード C0076

内容説明

四半世紀の封印を解き、初めて語られるガンプラ秘話の数々。

目次

第1章 プラモデルの歴史―ガンダムへの道
第2章 ガンプラ誕生夜明け前
第3章 ガンプラ開発物語
第4章 パッケージデザイン物語
第5章 模型情報物語
第6章 ブームと渡り合った黒子たち―営業・生産ライン物語
第7章 特別寄稿 ガンプラブームに立ち会った編集者たち―「HOW TO BUILD GUNDAM」への道(柿沼秀樹)
「ホビージャパン」そして「電撃ホビーマガジン」(佐藤忠博)

著者等紹介

猪俣謙次[イノマタケンジ]
1958年福岡県出身。京都工芸繊維大学卒。20代の商社勤務時代にガンダムと遭遇。その出会いが契機となってキャラクタービジネス業界に身を投じ、現場に視点を置きながらキャラクタービジネスを研究中

加藤智[カトウサトシ]
1953年静岡県出身。阿佐ケ谷美術学園卒。1975年バンダイ模型入社。デザイン課在籍中にガンプラブームを体験。パッケージデザインを担当しながらPR誌「模型情報」を創刊。後にバンダイ出版課に異動、ホビー誌「B‐CLUB」コミック誌「サイバーコミックス」の創刊編集長、1993年(株)メディアワークスへ転籍。月刊「電撃コミックガオ!」編集長を務める。2000年(株)トイズワークスを設立、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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姉勤

13
今や市場のジャンルと化した「ガンダム」。そのプラモデルを略して「ガンプラ」。35年を経ても新モデルが生産され続けるガンプラのブームの裏側。前半のキャラクターモデル黎明期と、ブームを感じ取れた人間のネゴ、火がついた全国的狂躁に関わる人々の働きぶり。かつて少年の頃、接着剤に酔い炙った針金で穴を空けていた頃に大人はこんな「はたらくおじさん」だったのか!と「メタルカラーの時代」や「プロジェクトX」的面白さ。が、後半の模型雑誌が主の話になり、急につまらなくなった。関わった自分の手柄の前に、まずは原作者への敬意だろ。2014/05/26

たかひー

2
★★★★ ガンプラの誕生秘話・苦労話。当時の時代感も垣間見れて、非常に興味深く、面白く読めた。2017/03/04

izuru youichi

2
バンダイ模型の設立からキャラクターモデル黎明期を経てガンプラ誕生。 困難な商品化権取得から開発の苦労、そして社会現象にまでなった爆発的ブームに至るまでの物語が細かく描かれていて面白い。企画や開発だけでなく、生産能力を遥かに超えた注文に応えようと奮戦する生産ラインの努力も紹介されているのが製造業に携わるものとして嬉しかった。2013/08/01

鈴木誠二

0
著者の一人である、加藤智さんは先日亡くなられましたが、貴重な証言の数々をこの本で残してくれました。自分のように、ミリタリー模型からガンプラにハマった世代には「うんうん」とうなずくことが多いです。当時のタミヤニュースに「ガンダムのプラモをぜひ田宮模型で!」という投稿が寄せられていたことを知っているだけに、当時の危機感として述べられていることに感心しました!2014/03/26

Tatsuo Eguchi

0
古い本だけどおもしろかった。もうしばらくつくっていないけど、最近息子が。。。^_^2013/11/22

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