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内容説明
彼女は、「わたし」の親友。陸上部に所属していて、クラスは違うけどいつも一緒に下校している親友。彼女は、「僕」の家族を殺した憎い仇。僕は彼女を許さない。僕の家族を殺してなおのうのうと生きている彼女を許さない!彼女は、「わたし」の仲間。人型エネルギーを消すため…世界の危機を救うために一緒に戦う仲間。彼女は、「僕」の…彼女は、いつもおかしいくらい美しい微笑みを浮かべている。彼女は、「あなた」にとっての、何…。
著者等紹介
御影瑛路[ミカゲエイジ]
1983年7月27日生まれ。某理工学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
18
神栖麗奈に関連した4つの短編。タイトルになってる通り、神栖麗奈は此処にいる。斎藤の場合は、親友。木槍の場合は、憎い仇。涌井の場合は、仲間。そして、豊科の場合は…。同じものを見ているようで、同じものをを見ていない。1つとして同じものはないけれど、名前を付ければ現象も人間になる。読みやすくホラーな雰囲気は漂っていましたが、オチが一緒。構成上、仕方がないのかもしれないが、変化が欲しかったです。2011/04/16
たく@ぼっち党員
11
下の上。ミステリーでいいのかな。フォロワーさんに勧められて読んだものの、面白いとは思えなかったな。Fランクの暴君が面白かったため期待したいたのだが…残念。電撃文庫なのに、ラノベっぽくないな。ていうか、ラノベじゃねぇ。話が重過ぎる。読後感もスッキリしない。続刊を読むことはないと思う。2014/11/06
tonkatudon
10
理系の人はこんなわけわからん事考えてるのかなと思わせる内容でした まあ、ゲームなども棍棒と布の服と10ゴールドくらいしかないあたりから頑張るのが面白い訳で、人生イージモードの人は何か物足りなさを感じてるのかもしれないと思わせる、ホラーチックな内容でした2015/03/14
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
10
デビュー作と同様、良い感じに不気味で歪んでる世界観が印象的。神栖麗奈とはいったい何なのか、次巻・散るも積んでるので近いうちに読めるようにしたいです。2013/04/13
訃報
9
アイデアはありきたりといえばありきたりかもしれないが、語りたいことのために必然的に生まれたアイデア、と言うべきで、目新しさを求めるのは間違いなのだろう。奇妙な理屈による補強が見もの。この理屈、稚拙といえば稚拙だが、その稚拙さが思春期とうまくかみ合っているし、慎重さに欠けることは、追い詰められたぎりぎりの精神状態に通じ、どこへ飛躍するかわからない面白さがある。「強い想いは、美しいものでも醜いものでもなんであっても、いつでも自らを滅ぼす」。哲学が魅力の作家だ。辛い経験が多かった人のようで、僕の好きな作家にはそ2014/07/18