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内容説明
祭に現れた『食鬼人』の目的とは―。「久方ぶりだね!親愛なる日本の紳士淑女諸君!相も変わらず読書に精を出しているかね?真にその書が好きならば、回読よりも購読をお勧めする!」「失敬。生臭い話はやめ、今回は諸君に島の祭りを紹介するとしよう!」「我が島が誇る芸術家、カルナルド・シュトラスブルクを讃えるカーニバルだ!恋人達の誓いから家族の団欒、過去の精算に未来への希望など―様々な想いと共に、様々な客人が島を訪れる!喜ぶべき来訪者から、望まれざる者までね。だから諸君も、この祭りを十二分に楽しんでくれたまえ!」「遙か西の水面に日が沈むまでは、君達人間の時間なのだから…」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
21
登場人物が多すぎて把握出来ん! でも気分転換向けに良い正しいラノベだと思う。2017/09/18
星野流人
7
ちょ、上下巻かよっっっ! 超良いところで、これから盛り上がるってとこで終わっちゃったよ! 超続きが気になるよ! 様々な観光客が集う祭りを控えた吸血鬼の住む島に、様々な思惑の吸血鬼や食鬼人たちが集う。本格的な激突を前にしてさっそくいくつかの小競り合いがあり、下巻でどのような展開になるのかすごく楽しみ。特にヴァルとセリムの2人に関しては、物語の鍵になりそう……期待。フェレット大好きなミヒャエルは凄くカッコよかった。そして……巻末付近で明かされる衝撃の事実は……本当に成田さんは読者を引き込むのが上手いな!2012/05/26
END
5
まだキャラや世界観に馴染めてない段階での「主人公不在」。正直入り込めない。しかも、何が起こってるか良く解ってない内に、正体を明かされて終了してしまった。『バッカーノ!1931-鈍行編』を読んだ時もこんな感じだったし、?で盛り返してくれることを期待。2013/11/06
シン
5
また面白いキャラを増えていき、後半にいくに連れて話が盛り上がっていく感じであった。ミヒャエルがフェレットのために鎧と戦った所で本当にフェレットの事が好きなんだなと感じた。最後も気になる終わり方だったので、3巻を早く読みたい。2013/03/28
きるしゅ。
2
安定の面白さ。ミヒャエルが本当に強くてかっこいいし、フェレットの見せない弱さとかこの二人の恋愛が強くてかっこいい。レリックの優しさやミヒャエルの強さがわかる巻だった。成田さんの小説はどんどん引き込まれてのめり込んでしまう。ヴぁんぷは完全悪みたいなのがないから、こちら側やあちら側のどっちにも感情移入をしてしまうので時々ほろりときてしまう。嫌な奴だと思ったり同情してしまったり困るなあ。1冊だけ読むつもりが前編後編だったのか・・・続きが気になりすぎる。2013/09/20