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内容説明
鎌倉時代、京の都。一体の魔性が発生した。全裸で突如現れたその少女は、人々から鬼と恐れられている男・魎月に拾われるが―。魔性として発生したその瞬間から「上弦」という名を得るまでの壮絶な日々を綴った短編『双月』。幽霊少女・舞が亮史のために愛情手料理を作る顛末を描いたドタバタコメディ『ラディカル・クッキング』。純粋無垢な少女に囚われてしまった使い魔猫ツキの不運な一日を描いた『ブラック・マンデー』。番外編小説三編に加え、片瀬優描くコミック三編も収録した『吸血鬼のおしごと』スペシャル文庫。
著者等紹介
鈴木鈴［スズキスズ］
大学四年生
片瀬優［カタセユウ］
三重県出身で東京都在住のイラストレーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
4
ただ与えられた状況を解決するのではなく、なぜその課題が与えられたのかを考え、そして最も効率的に片づけるためにはどうするべきかを模索する。すぐに正解にたどり着けるとは限らないが、そのように考えながら取り組むのと何も考えずただ暴れるのとではやがて大きな差が生じる。2015/11/12
きゅりうむ
1
短篇集だってのに騙されたぞ。グロいじゃないか（褒め言葉）2013/08/28
藍
1
１巻の空気に近い月島、レレナ、舞の日常が７巻の後に読むと切ない…。次はひめごとにいきます。2013/06/20
ジュン
0
先に続編を読んでしまっているだけに、全てが夢物語のような、寂しい印象を受ける。勿論、笑える所もあるけれど、それこそが後にできる心の穴の大きさを見せつけるものだから……。本を閉じると、そう想う。2012/03/25
OWBA
0
本編と比べてほっとする話でしたw2011/09/14
