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内容説明
「最近の西域国の横暴は許せんな」東域国の御前会議は重苦しい雰囲気に満ちていた。教団を退けた西域国は技術革新を続けている。このままでは…。その時、一人の男が諸侯の前に進み出る。若き身でありながら国王の懐刀と称される智将、王国軍監察局次官のシンルーであった。彼の胸の内には―教団を利用した西域国攻略の秘策があった!!教団の後ろ盾を得た東域国は宣戦布告。本隊を囮としたシンルーたち奇襲部隊は南部州グレンダランへと粛々と進む。そにこ駐屯するのはあのケリン率いる六三三銃士隊!悪ガキ対智将、国の命運を懸けた二人の戦いの行方はいかに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毛利武良
4
☆☆☆☆ 歴史は繰り返す。でも欲深い奴は学ばない。技術は進歩する。でも幸せになるとは限らない。昨日の常識は今日の非常識。日本の常識は世界の非常識。視野を広く持たなきゃ。2013/10/23
Humbaba
3
長く同じ位置にいると、まるでそれが当たり前のものであるかのように感じられるようになってくる。しかし、自分がその立場にいることは必ずしも当然のことではなく、そのために犠牲になっている人間がいる可能性も十分にある。常識を疑ってばかりでは効率が悪いが、たまには疑って見ることも悪いことではない。2013/07/14
いばらき
0
4巻読了。内容は面白いのだが、いろいろと突っ込みたくなるところが多かった。まず会議シーンが多すぎ。戦記物だからしょうがないのかもしれない。しかしなにかことが起きる→会議→の繰り返しは読んでいてダレる。次にヒロインが空気すぎる。職人というキャラ設定だから、目立たせるのが難しいのだろうけれど、もっと女の子にスポットライトを当てて欲しかった。主人公、ケリンはいいキャラしているし、かっこよく、ちゃんと物語の主人公をしていたと思う。出番が少ないハンディを持ってなお、彼は目立っていた。ヒロインもこんな感じにならんかな2014/11/18
Unforgiven
0
四巻
愛敬 史
0
高まる東西の大戦。戦いの前の戦士の様子が描かれていて格好いい。しかし、2巻でもそうだったけど、どうして無能な人間や手抜きでこんなにピンチが起きるの?