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内容説明
かつては飛行機乗りの国として勇名を馳せた砂漠の国イェジ。だが先の大戦は国を疲弊させ、貴重な飛行機はすべて軍の管理下に置かれてしまっていた。整備士の少年トウジは、大戦で戦死した父の跡を継ぎ、パイロットになる事を夢見ていた。しかしコネもないトウジに、パイロットなど夢のまた夢―。だがある夜、言葉を話す猫イワノフを拾ってから、トウジの運命は変わっていく。パイロットの訓練を受けさせてくれるという、国境警備隊隊長マチェイからのあからさまに怪しい手紙、その手紙を携えてきた美少女ステラとの出会い―。幻の新鋭機『アウローラ』を巡る冒険の扉が、いま開かれた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
2
砂漠の国イェジは、かつて飛行機乗りの国として勇名を馳せた国だが、現在は戦争で疲弊し、貴重な飛行機はすべて軍の管理下に置かれてしまった。整備士の少年トウジは、大戦で戦死した父の跡を継ぎ、パイロットになる事を夢見ていた。そんなある日、トウジは言葉を話す猫イワノフと出会い、さらに、パイロットの訓練を受けさせてくれるという、国境警備隊隊長からの手紙を受け取る。何か裏があると感じながらも、トウジはその話を受けるが・・・2013/07/13
浅木原
2
それにしても挿絵がひどい。2004/09/11
silk-silk
2
掛け合いは良かった。会話も気持ちがこもってた。難を言うとストーリーが王道すぎた……かな。イラストは黒歴史レベルです。2009/04/18
永山祐介
1
青年が猫と少女と出会って空を飛ぶ(まとめ過ぎ)。しかしラスト、全然問題解決してない気がしてなりません。2004/10/29
水瀬しあ
1
ネット時代から尊敬していた作家さんのデビュー作。やや説明がくどいような、同一のくだりが気になるところがあるのですが、やっぱり面白いです。描写がスマートで美しいし、キャラも魅力的で。トウジとイワノフの掛け合いが楽しいのです。そしてペトルがツボ。心理描写が自然なのも凄いところ。見所は後半かと。終盤など、綺麗で感動的。 2004/09/28