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内容説明
天才シグルドが率いるアールガウ神聖帝国に公然と叛旗を翻したローデウェイク辺境州。だが、圧倒的な戦力差は否めない。それでもなんとか対抗するため幾重もの策をめぐらすラシードたちであったが…。新型海獣フェンサリルの特殊能力―“女神の紅涙”とは?蒼影騎士団の、“見えない”突撃に対抗する術はあるのか?ノウラの謎にも迫る、戦記ファンタジー第3弾、登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cgatocairb
4
再読ー今回はラシードはバストーニュへ。カレルと爺ブールハーフェのやり取りが和む。ジュラはノウラといるとお兄ちゃんになる?気に入った相手限定で世話好きなのはお兄ちゃんの真似してるのかな。帝国側はエミリアが微妙に好きになれない。その立ち位置は分不相応。シグルドが完璧だから足を引っ張る要員が必要なのか?連邦側には釣り合いを取るかのように使えない混成部隊。今回もシュニッツラーが良い役どころで、さすが帝国側で一巻から出ているだけある。2014/11/09
みどり
3
第1部終了。いろいろ謎は残るけど、次の展開はどうなるのか、ジュラとノウラの関係も・・・気になる!2017/08/08
ソラ
3
【読メ登録以前読了作品】2006/07/14
YO-HEY@紅蓮ロデオ
3
今後は近隣諸国を含めたローデウェイクの奮闘記?まあ、一枚岩じゃないからまだまだ複雑に事態は動きそうだけど。とりあえず、ノウラはやっぱりラグナだったか。切り札だけど切り札として使えないですよね。そして、なぜノウラがこの土地に現れたのか。それも、これから明らかになっていきそう。2015/05/20
影法師
2
命令に従順だったり、全く無視した者がいたりと、色々な人物像と、その良し悪しが見られて、とても良い群像劇。……しかし、アールガウ神聖帝国側の行動には、やや難色あり。前日に、その程度の情報で作戦や行動を変えちゃいけませんよ。戦力が拮抗しているなら兎も角、今回みたく圧倒的な状況下で、その程度の些事で動じちゃいかん。覇道を進まないといけませんよ。2019/05/16