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内容説明
由宇の調査により明らかとなった遺産“天国の門”。異常なまでの封印が施されたそれには、真目家の家紋が刻まれていた。相容れぬはずの両者に一体何が…。時を同じくしてNCT研究所では創設以来の大惨事が発生する。所員の木梨が多くの人間を殺害し、研究所を飛び出したのだ。目指す先は、“天国の門”。由宇は独断で木梨を追う。度重なる不祥事に、伊達は切り札の特殊部隊四名を招集。木梨・由宇の捕獲もしくは抹消を命じる。ミネルヴァと勝司も“天国の門”の奪取に暗躍する。そして運命に導かれる闘真。今すべてが一つの地に集結せんとしていた。謀略と妄執、急展開の第3弾。
著者等紹介
葉山透[ハヤマトオル]
神奈川県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
31
シリーズ第三弾。「天国の門」を巡る争いに、由宇と闘真が巻き込まれていく話。登場人物が一気に増えたので、ゴチャゴチャした所もありましたが、今回も楽しめました。バーサク状態の木無にドラゴンの登場、更には闘真を手玉に取るマジシャンを名乗る謎の人物まで現れたりと、トンデモない事になってきましたね。何かここまで来ると、次はどんなトンデモキャラを出してくれるのか期待しちゃうレベルですな。真目一族内での争いや「天国の門」と由宇の関係性も気になるし、次巻も楽しみです。各勢力入り乱れての争奪戦になったら面白そうだな。2015/11/08
しぇん
15
KindleUnlimitedで再読。既に精力多過ぎて起きてるイベントも多過ぎて話が濃過ぎますね。前後編になってしまってますし。ドラゴンとか進化する怪物とか単体でも話多いのに他にアドバンス部隊出たりですしね。亜門君がとんでもない事になってたりするし…2024/02/12
miroku
14
上下巻か……。4を読もう。2018/08/18
すみの
13
相対する峰島と真目・・・そして、新たな遺産”天国の門”を手にするために、登場する様々な人物たち。由宇と闘真の能力も更にクローズアップされる。3巻と次巻・4巻は上下巻となる。3巻は登場人物の紹介がてらに話が展開。登場人物多くて・・・真目一族といっても一枚岩でもなく、水面下では足の引っ張り合いで、そちらのお家騒動っぽいところも面白い。由宇が捕らわれていた研究所で起きた木梨による惨殺事件は”天国の門”とどう絡むのかが興味あった。2013/07/18
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
11
親子で殺し合い、兄弟で争い、この物語には血縁で仲が良いというのは異常な状況。それにしても、この終わり方で次の巻に続くとは、発売すぐに買った人は次巻発売までヤキモキしたでしょうねぇ。そして、科学の世界なのに竜の登場というのは、進歩しすぎた科学は魔法と同じという証明のようで、どういう能力なのか次巻の種明かしが楽しみ。2013/05/21