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内容説明
真琴から宮野と茉衣子の“コンビ”に下された指令は―ある少女を拉致して第三EMPまで連れて来い!というもの。しかもどうやらその少女を拉致すべく、第一EMP及び第二EMPも動いているらしい。三つのEMP学園の中で最も新参者である第三EMP学園の名を知らしめるまたとない機会!と喜ぶ宮野とは対照的に、茉衣子は不吉な予感を覚えるのだが…。超能力スラップスティックコメディ第4弾。
著者等紹介
谷川流[タニガワナガル]
1970年生まれ。兵庫県在住。『涼宮ハルヒの憂鬱』で第8回角川スニーカー大賞大賞を受賞。受賞作と『学校を出よう!』シリーズ第一作との二冊同時刊行デビューを飾る。2004年現在「電撃萌王」にて後藤なお氏とコンビを組んでビジュアルノベル『電撃!!イージス5』を連載中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
35
SF学園物語の4冊目。謎多き家出少女を他校に誘拐される前に誘拐しろというミッションを受けた芽衣子と宮野コンビが大活躍する話。世界観が広がった事で、SF要素も更に強くなってきましたね。今回はサイキック同士によるガチバトルもあったりと、これまでで一番ワクワクと楽しませてくれるような内容になっていたと思います。お兄ちゃんに甘える若菜ちゃんも可愛かったし、サナエちゃんもゲスト出演したりと結構満足できました。とりあえず謎は増えてくばかりやけど、これ後2冊で終わるんやろうか。次巻も期待してます。2016/06/07
ほたる
5
なるほど今回はそういう話かと思っていたら、SFの定番をもってきた。なぜこの現象が起きているのか、その動機の部分はすんなり理解できた。珍しくEMPの戦闘描写が多くて、動きが派手だった。話の途中でさらっと出てきた事柄が、大きな意味をもっている。2020/09/13
kiji
4
★4。谷川流作品でまさかのガチサイキックバトル!しかも代謝加速とかSF設定がイカしてます。宮野君が意外に頼れる人材だったり、茉衣子ちゃんが可愛かったりとキャラたちも生き生きしていて楽しめました。2巻の神田君、サナエちゃんらしき人物のゲスト出演はファンサービスでしょうか2013/12/24
オダ
2
2巻のメインキャラがニアミス遭遇かましたり世界の命運をかけた追跡行を繰り広げたりしてますが、前日に久米田康治『せっかち伯爵と時間どろぼう』を読んだおかげで出てくる上位存在共がどいつもこいつも「有能な4次元種だな?」という感じでアカン。2016/08/06
パレット
2
「すごい偶然なのです」/物語の転換点にして分岐点。心なしかほかの巻より分厚い。2012/01/13