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内容説明
和歌丘の町は、吸血鬼『ザ・ワン』によって完全に封鎖されてしまった。だが、いまだに予断を許さない。なぜなら“なんでもあり”の舞原家が介入してくるかもしれず、そうなると、和歌丘ごと殱滅されかねないのである。そんな事態を避けるべく、舞原家(=舞原イハナ)を抑える切り札―舞原サクラ(家出中)を手に入れたい吸血鬼たちなのだが、なかなかどうしてサクラとその周囲は一筋縄ではいかず…。一方、三鷹昇はいまだカンバり中なのだが、こちらもなかなかどうしてそう簡単ではなく…。人気シリーズ第12弾、登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sakadonohito
5
まさか2巻連続で主人公抜きで話が展開していくとは思っていなかったし、事態は動いているけどいまだ予断を許さない状況で、え?これ本当に収拾つくの?と不安になった。若干がっかりしつつ次の巻も読みます。2021/09/20
ふじさん
1
「ザ・ワン編」第二幕。物語自体には取り立てて派手な動きがあった訳ではないが、完結へ向けて続々と布石が打たれている印象。未だ堂島コウの姿は影も形もない。前巻より引き続き、ライトノベル作品ながら正面から「吸血鬼譚」に挑んだ内容で、緊張と緩和が絶妙に入り混じる構成からは、作者の突出したバランス感覚がありありと感じられた。後書きの言葉通り、誰を主人公として見ても成立するほど魅力的なキャラクターに溢れた今回のエピソード。個人的にはエレナの行く末に注目しつつ、何やら重要な役割を果たすらしい美里の動向にも気を配りたい。2010/11/27
kakko21
1
やはりみーくるメンバーは出てきません。新キャラたちも決して悪くはないのですが。ちょっと寂しい。「ザ・ワン」の設定がいいですね。次々と仲間を増やして行く、バイオハザード的な。ワクワクします。2010/02/06
tomo1500
1
内容は前回ラストのオチを引きずってキャラの意思がより明確になって行く様が格好良かった。この辺まで読んでくるとうえお久光と言う人間がどういうものを書きたいのかおぼろげながら分かってきて興味深くなってくる。なるほど、クオリアはある種の集大成なわけね。2010/01/14
ねんこさん
1
まだ続くんかよ2009/07/09