電撃文庫
ゆらゆらと揺れる海の彼方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 422p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840225724
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

第二次エルメロー沖会戦にて、自軍の優勢を見ながら不吉な予言を放った男が一人。戦いの天才ジュラである。傍若無人、傲岸不遜を絵に描いたようなジュラであったが、ただ一人頭の上がらない相手がいた。その男―腹違いの兄、ラシードは、弟の天才を信じ、ジュラの予言どおり敗北したレールダム福音連邦の中で、ローデウェイク辺境州を守るべく奮闘するのだが…。様々な特殊能力を持つ海獣と、戦術、戦略、新兵器が幾多の個性豊かな英雄たちの誕生を彩る!感動の戦記ファンタジー、登場。

著者等紹介

近藤信義[コンドウノブヨシ]
名古屋で育ち、千葉県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

た〜

11
(発掘再(?)読)買ったことすら覚えていない。読んだかどうかも覚えていない。閑話休題。「弩」が付くほど王道な異世界戦記。ヒロイン”ノウラ”が活躍するのかと思ったらそういうわけではなかった。今後活躍する展開になるのかな?2016/11/03

YO-HEY@紅蓮ロデオ

6
おー、渡瀬さんに通ずる電撃のどファンタジー作品。魔法があるわけではないが、魔獣がいる感じ。解りやすいキャラ設定。軍師気質の兄に戦闘の天才の弟。貴族達の野心に伴う政略と裏切りと戦争。欠点としては、冥界が何のか良くわからなかった点。ただ、これはこの話の核だと思うから、徐々に明らかになれば良い。2015/04/29

みどり

5
発掘ものが続いている。これ完結しないで出なくなっちゃったからたぶん再読ではなく放置だったんだろうな、とは思う。でも出だしはとても面白い。これから謎の少女ノウラの正体と、辺境伯の覇道がはじまるのかな~と期待させる。2017/08/06

アーサー・エリス

4
ファンタジー世界を舞台にした戦記物。キャラクターはそれぞれ強い個性があるので覚えやすく、冥海での大規模戦闘も描写が細かくわかりやすい。次巻への伏線も残ってはいるが、これ単体でも手堅くまとまった良作。特に後半のキモとなるストレイエン沖会戦はラシードの苦悩や名将オルデン関連のエピソードをはじめとした会戦中の各登場人物の描写が濃く、夢中にさせてくれる熱さがあった。特にジュラの帰還から紫苑騎士団が怒涛の逆転を見せるシーンのカタルシスは素晴らしい。これは次巻も気になる!2016/08/10

cgatocairb

4
再読ーやはり登場人物達に魅力がある。今回は、老騎士バルネフェルト、ロイスダール家の爺ブールハーフェが素敵。主人公サイドが複数登場しているのに対して、帝国側の将軍が先ずは一人!次巻の帝国サイドの登場人物が楽しみ。お兄ちゃん大好きなジュラとラシードの兄弟が微笑ましい。2014/10/24

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