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出版社内容情報
キキノは観察庁へと赴き、父エルゲンスとの再会を果たした。
時を同じくして分隊間連合の意向により、ロギューネとデリエルも観察庁へと潜入する。
しかし、法士府本部を掌握した補佐次官ウェルの計略により、王都には異変が起こりつつあった。
そして、その鍵となる新兵器『反転層爆弾』の存在を知ったエルゲンスは姿を消した。
父の帰りを信じるキキノは法士府本部との対決を決意するが――。
結末への最終章が始まる!
内容説明
キキノは観察庁へと赴き、父エルゲンスとの再会を果たした。時を同じくして分隊間連合の意向により、ロギューネとデリエルも観察庁へと潜入する。しかし、法土府本部を掌握した補佐次官ウェルの手で、王都には異変が起こりつつあった。しかもそれは始まりではなく、あらかじめ用意されていた計画の、最後の一幕だったのだ。その計略の鍵である新兵器『反転層爆弾』の存在を知ったエルゲンスは姿を消した。父の帰りを信じるキキノは法土府本部との対決を決意するが―。前巻最後の翌日から繰り広げられる王都の長い四日間。そして錯綜する人々。彼らが求め、手にしたものは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどり
5
主人公もはっきりしない、何がやりたいのかもはっきりしないで話は進んでいる。群像劇でもないのに、視点がはっきりしないのは気持ちが悪い。話としては悪くないのに、もうちょっとはっきりした主人公の視点が欲しい話だ。2017/09/26
卯月
0
再読。4巻主人公はキキノ。でも本書の見所はヨッチーだよね(笑)。私がデリエル好きなだけだが。立場は違えど王都付近に揃った元61分隊員たち。敵に乗っ取られた法士府本部と、観察庁、青旗会、分隊間連合、3巻末に続く激動の4日間。刻々と変わる状況、でもロギューネは笑いをとる。「厚かましい変装」って(笑)。王家が推進するベルマリオン計画自体は、法力の境面臨界現象を平和利用して凍土を緑地化するもの。同時に現れる効果の理屈も面白い。しかし現象の兵器応用が可能であることから、警戒する諸外国とは一触即発状態。新兵器の威力。2016/01/03
おるとま
0
主人公サイドが完全に後手に回っていて、物語を動かしている感に乏しい。状況が解決したように見えてもベルマリオン計画の下に進行している諸々が残っているのでやはりモヤモヤが残る。次で完結ということだが、スッキリできるのだろうか。2009/09/09
nanashi
0
'今までの登場人物が集結。でも、キキノ以外は右往左往していただけのような。2009/02/08