電撃文庫
終わりのクロニクル1〈上〉―AHEADシリーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784840223898
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

かつて世界は、平行して存在する10個の概念世界と戦闘を繰り広げていた。その戦争に勝利し、全てが隠蔽されてから60年……。
高校生の佐山御言は祖父の死後、突然巨大企業IAIより呼び出しを受ける。そして、この世界がマイナス概念の加速により滅びの方向へ進みつつあること。それを防ぐには、各異世界の生き残り達と交渉し、10の概念の解放しなければならないことを伝えられる。
かくして、佐山は多くの遺恨を残した概念戦争の最後の闘いに巻き込まれていくが……。

川上稔の「AHEADシリーズ」遂にスタート!

内容説明

かつて世界は、平行して存在する10個の異世界と戦闘を繰り広げていた。概念戦争と呼ばれるその戦争に勝利してから60年。全てが隠蔽され、一般の人々に知られることなく時が過ぎた現在…。高校生の佐山御言は祖父の死後、突然巨大企業IAIより呼び出しを受ける。そして、この世界がマイナス概念の加速により滅びの方向へ進みつつあること。それを防ぐには、各異世界の生き残り達と交渉し、彼らが持つ10個の概念を解放しなければならないことを伝えられる。かくして、佐山は多くの遺恨を残した概念戦争の戦後処理として、最後の闘いに巻き込まれていくが…。川上稔が放つ新シリーズ、遂に始動。

著者等紹介

川上稔[カワカミミノル]
1975年1月3日生まれ、東京出身
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

40
概念戦争と呼ばれる戦いから60年。全てが隠蔽され、一般の人々に知られることもなく時が過ぎていった世界を舞台にした物語。なんという怒涛の説明ラッシュ。1巻から読者を圧倒的な情報量で殺しに来るとか川上先生流石ですわ。世界観を把握するのに酷く難儀したけどキャラの掛け合いが面白かったし、世界観も魅力的だったので苦痛を感じることなく読了。とりあえず分かったのは境ホラと比べるとこっちの方が常識人率は高めかな?という事とヒロインがマトモにヒロインしてる事だろうか。下巻からが本番やろうし続けて次巻に行きます。2017/02/21

Yobata

34
祖父から悪なる生き方を叩き込まれた佐山御言は祖父の死後、祖父が裏にいた巨大企業IAIから呼び出しを受ける。その途中で人狼から襲われてる少女を発見する。そしてこの世界はかつて並行して存在した10個の異世界と概念戦争なる戦争に勝利したという事実を知らされ…。AHEADシリーズ1巻。川上作品はホライゾンから入ったので、機竜や武神に魔女,そして地脈に基づく神州世界論とこの異世界の別概念から来てるんだなぁと感慨深いし、作り込み具合は1シリーズとしても全体としてもさすがの出来。10の各Gと世界神話,そして日本との→2015/10/06

朝夜

21
『――諸君。気楽に行こう。まずは終わりを知るために。』読了。まともに狂った正気度高めの悪役希望者がいい空気吸いまくりの昨今、皆さまいかがお過ごしだろうか。うん、かなり面白かったです。境ホラを先に読んでいたのですがこちらを先に読んでた方が色々と混乱せずに境ホラ読めたんだなと後悔… キャラの掛け合いも面白かったしストーリーも楽しめそうなので早く下巻も読みたいと思います。2014/01/07

KEI

12
古本購入。長らく積んでいたが、土日を利用して手に取る。ホライゾンを先に読んでいるので、武神、機竜、自動人形などの共通単語に目を引かれた。10の異世界に概念戦争。日本と世界の対応論など、設定の深さ複雑さとしては前述した作品よりは取っ付きやすい。戦後処理を扱っている作品だからか、主要登場人物の年齢層が高めだから、ホライゾンと比較して大人しめの印象を持った。単純にボケの量の差か?続いて下巻へ。2012/06/09

ヘルメス

11
【★★★★★】3巻まで読んでの再読。時間を空けすぎたため記憶の彼方にー。ってことで、改めて読むと前回読んだ時よりはるかに面白く感じられた。これは恐らくある程度の設定に対する理解ができたから、だと思いたいなぁ。それはさておき、話の展開そのものはあまりありませんでした。主人公の佐山が色々な事情の一部を知り、ヒロインの新庄と出会うと。そして、そこから下巻に続く。本格的に話が動くのは下巻なので、こちらも改めて読みたいと思います。しかし、どいつもこいつもキャラが濃いなぁw2015/12/10

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