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出版社内容情報
<蜘蛛>を倒してから三週間。月島亮史に血を吸われ半吸血鬼となったシスターのレレナを訪ね、ローマよりはるばる母マリと大司教ガゼットがやって来た。レレナとしては「帰りたいけど帰れない」この状況を話すわけにもいかず、しかし母は恋しく……。激しく心が揺れ動く。
一方、湯ヶ崎町に美人吸血鬼姉妹が現われた。“亡者”である<蜘蛛>の痕跡を辿ってきたらしい。しかし彼女たちが遭遇したのは、月島亮史、その人だった――。
第8回電撃ゲーム小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞したファンタジック・コメディの第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nob
8
BookWalker読み放題。1巻と比べて終始シリアスな感じ。大司教たちがレレナを迎えに来る一方で、吸血鬼の束縛のせいで日本から脱出できないレレナは葛藤する。さらに、吸血鬼に恨みがある組織の連中が街にやってくる話。何か大層な理由をつけたのに…、前回の大司教は本気で遊びに行かせる目的でレレナを日本に行かせていたのか。レレナは日本に来てからいいことが一切ないのが可哀想だ。いい加減に月島は責任取りやがれ。2020/10/11
Humbaba
5
人は、自分の悩みを最も大きなものであると捉えがちである。前提が異なるのだから、捉え方は違うはずなのに、余裕がなければそのことに思いを馳せることができない。その考え方が間違っていたということを認識できた時には、すでに事は起こってしまっており、そのリカバリが非常に困難になっていることがほとんどである。2015/10/09
藍
1
1巻とカラー違いすぎてびっくりした。バトルものの色彩が出た2巻。レレナがかっこよくて可愛いです。2013/02/06
きゅりうむ
0
ツキの出番が今回は少なかったなあと2012/03/20
凌
0
☆2002/11/01