電撃文庫 大唐風雲記―洛陽の少女

田村 登正【著】

アスキー・メディアワークス（2002/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 261p／高さ 16cm
• 商品コード 9784840220293
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

時は西暦755年。中国は唐の時代。北方辺境防衛軍の長の任にあった安禄山が叛乱の反乱の兵をおこし、瞬く間に唐は第二の都市洛陽を陥落した。これと前後して、首都長安に謎の光球が出現する。妖怪が現れたのではと恐れおののく人々の依頼を受けて、その光球の正体を探ることとなった欧陽老師とその弟子履児。方術といわれる不思議な術を使う彼らの前に姿を現したのは、50年前に崩じたはずの中国史上唯一の女皇帝則天武后であった！？
中国の史実をモチーフに、ユニークなキャラクター達が繰り広げるタイム・トリップ・アドベンチャー。

第8回電撃ゲーム小説大賞＜大賞＞受賞作。

内容説明

時は西暦７５５年。中国は唐の時代。北方辺境防衛軍の長の任にあった安禄山が反乱の兵をおこし、瞬く間に唐は第二の都市洛陽を陥落した。これと前後して、首都長安に謎の光球が出現する。妖怪が現れたのではと恐れおののく人々の依頼を受けて、その光球の正体を探ることとなった欧陽老師とその弟子履児。方術といわれる不思議な術を使う彼らの前に姿を現したのは、５０年前に崩じたはずの中国史上唯一の女皇帝則天武后であった！？中国の史実をモチーフに、ユニークなキャラクター達が繰り広げるタイム・トリップ・アドベンチャー。第８回電撃ゲーム小説大賞大賞受賞作。

著者等紹介

田村登正［タムラトウセイ］
『大唐風雲記』で第８回電撃ゲーム小説大賞大賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ケルトリ]

文体がちょっとまどろっこしいところはあるけど、主人公が男の娘っぽい設定だったり、ヒロインがロリババア（ショタ趣味アリ）だったりとなかなか面白い。内容もタイムスリップ展開が入ってきたり、登場人物の正体に巨大などんでんがえしがあったりと、なかなか凝っている。主人公と師匠が特殊能力持ちなのだが、その辺の設定の解説がほぼないので、なんでそんな都合良いことできんの？　というツッコミをしたくなるが、まぁエンタメだからヨシ！

2023/08/06

[ヒトマ]

十年前くらいに当時50代以上でのラノベ大賞受賞者としてちょっと話題になった作品。これまた珍しいですます調の中国歴史ファンタジーという事で読んでみたけれど、途中からページをめくるのが辛くなった。主人公以外のキャラが立ちすぎていて、主人公が空気なのが一番いけないと思う。

2015/05/15

[ナス隊長]

一時期、電撃小説大賞の受賞作を全部読んでいて、まとまっていた作品。唐の時代を舞台にしていながら、さらに時間を超えるという、今思えばなかなか奇抜な展開。一般人が、思いがけず貴人と行動を共にする、典型的な物語で結構まとまっていた好印象がある。３巻で終わっていたのか。

2013/01/05

[yucca_u]

文体が落ち着いていてとても好き。全巻集めました。

[アルトゥール]

あまりにつまらないので、読み飛ばしてしまった。

2010/07/07